わたしと就職活動とコロナ


杏鈴です。

想定よりかなり長くなりましたが、無事就活が終了いたしましたワーイ


当初の予定では5月半ばくらいには終わる予定だったんですけど、コロナ禍の影響で度重なる面接延期をくらい、結果として6月までかかりました。私の就活の過程と、感想とか書いていきたいなって思います。


前提

・一人暮らし、文系大学生

・IT業界志望(主にシステムエンジニア)

・3月1日解禁(この概念は今年までかもしれない)

・3月中は就活をサボっており、説明会とかほとんど行ってない(2社行った)

・3月1日までのインターンシップは3社しかいってないし1dayのみ


たぶん前提としてはこんなかんじ。情報足りなかったら教えてください。


コロナ禍による就活の利点

・Web面接により交通費がかからない

・移動時間がないため、自由な時間や準備時間が増える

・スーツのスカートとかパンツとか履かなくて済む

・面接終わった後すぐに気を抜ける

・住み慣れた環境のためリラックスしやすい

・家から出ないで済む


私は基本的にどの会社も電車で2時間はかかるところに面接の予定だったので、時間と交通費が浮くのが非常にうれしかったです。面接終わってもまだ自宅まで2時間かけて帰るのか……と陰鬱になることも疲れることもなく、5秒で着替えてベッドインも可能でした。うれしい。

あと、zoom会議とかで話題になってましたけど下半身見えないじゃないですか。何履いててもバレないよってやつ。私それ見て天才だな????って思いまして、すべての面接をバスパンで受けました。もちろん上はスーツ着てます。バスパン快適すぎて一生これで生きていけますほんと……部屋着として最高なのでバスケしてなくても買って。あと、スーツをクリーニングに出してないです。対面の面接が1つだけあったので、そこ行く前にクリーニング出しましたけど、それだけです。明日あたりにもう一回クリーニング出して、しまい込みます。

また、引きこもり気質なので外出そのものがめちゃくちゃつかれるんですけど、それもなかったです。ハッピー引きこもりライフ!


そして、これは結構重要な要素なんですけど、このコロナ禍の中で無意味な「対面面接」を決行しようとするかどうかっていうのが大きな判断基準の一つになりました。受けた企業の内一つだけ、面接でもない「社員の方との座談会」を意地でも対面決行しようとする企業さんがあって、そこは結局選考辞退しました。理由として、座談会をどうしても対面でやらなきゃいけない意味が分からなかったからです。プログラミングに触れてほしいとかなら、事前に資料をDLしてもらってやってみて~とかでもいいんですよ。遠隔でも作業できますよね。ただおしゃべりしようねの会ならもっと直接会う必要性はないです。zoomでいいじゃん。SIerという時代の先を行くはずの会社で、対面にこだわる意味が全くわからなかったので、やめました。そういう判断ができるのは強みです。


コロナ禍による就活の欠点

・汚部屋なので片付けが必要

・背面にあるポスターの取り外しを余儀なくされる

・PCの内臓マイクが排気音めちゃくちゃ拾うからイヤホンマイク必須

・表情が見えづらい

・喋るタイミングをつかみにくい

・機材トラブルが起こると焦る


部屋の片づけとポスターに関しては自業自得みたいなとこあるんでおいといて、一番問題だったのがPC内臓マイクについてでした。

私の使い方が悪いのもあるんですけど、私のレッツノートくんめちゃくちゃ排気音がうるさいんですよね。その排気音をマイクが拾っちゃって、結構な雑音になっちゃうんですよ。けどマイクがついてるのってBluetoothのイヤホンマイクしか持ってなくて、充電忘れたら死、面接中も充電や接続が切れないかハラハラしてました。USB接続のマイク欲しい。コンデンサーマイク欲しい。これ私だけじゃなくて、イヤホンはあるけどマイク無い!みたいな人って結構いると思うんですけど、本気でやるなら機材買わなきゃいけないのは結構大変だなって思いました。みんなスマホでやってるのかな?

あと、表情と喋るタイミングの問題で、雰囲気がわかりづらいぶん空気を読んで喋るアレがうまく噛み合わないんですよね。結構面接官と同時に話しちゃったりとかやりました。それ自体はたいして気にされてないとは思うんですけど、それで焦っちゃったりするのがきついな~って感じです。

機材トラブルもそうで、急なことなのでお互いに機材トラブルはあると思うんですけど、それで焦っちゃって面接ぼろぼろになるのもったいないので、来年以降は大丈夫かもですが(事前準備期間が長くなる)、怖いなって思います。わたしもアプリのマイク設定と本体のマイク設定がかみ合わなくて音声が向こうに伝わらない、ってトラブルがありました。原因見直すのもめんどうだったのでそのときだけ内臓マイク使ってます。絶対排気音うるさかった。


けど総じて、そんな欠点もありながらやっぱり遠隔面接は最高でした。特にわたしは面接が得意な方だけどマナーに自信がなくて、暗記力もないのでその辺気にしなくていいWeb面接って最高でした。うれしいありがとう。


就活で意識したこと

・自分のなかに就活の軸を作る(業界志望志望理由だったり、企業の選定理由だったり)

・「話す」じゃなくて「伝える」意識をもつ

・多少のトラブルは相手はきにしてない、冷静に対処すれば対処力◎と評価してもらえるかも

・企業選びの時にはいろいろな条件を見る。給与、福利厚生、有給取得率なんかが主

・「選ばれる」じゃなくて「選ぶ」という意思

・面接に落ちても「ダメだった」だけじゃない。「合わなかった」って思う


こまかいことは感想にまとめて書いちゃった。読みにくいかも。


感想

就活そのものの感想としては、「他人に伝える」という行為にどれだけ場慣れしてるかの世界だなって思いました。1時間程度の短い面接で、面接官の方も私もお互いのことを知らなくてはなりませんし、売り込まなくてはなりません。どれだけスペックの高い、例えば技術的な資格をいっぱいとってたり、仕事がめっちゃ早かったりしても、それを伝えることができなかったら就活的には意味がありません。私、他人の前で発表するのはダメなんですけど面接みたいな「対話」はめちゃくちゃ得意で、その面接時間中だけの自分の軸みたいなのをブレずに保って話すんですよね。元々人と話すのが好きなので、あんまり私が面接のコツとか書いても意味ないと思うんですけど、この自分の中にある軸っていうのは作っといた方がやりやすいです。志望動機書くときになんとなく志望する理由というか、就活全体における企業選びの理由みたいなのが生まれてくると思うんですけど、それをもとに色んなことを肉付けしていけば説得力が出ますし、自分もブレずに話しやすいです。私の場合は「勤務地」「休みが取れるか」「社外の人間と関わることができるか」の3つが就活の軸でした。

わたしはレイヤーとオタクを兼ね備えているので、土日の休みがないとイベントに行けなくて屍になります。逆に、土日のイベントごとに興味がない人は平日休みだと色んな施設が安く広々使えて便利です。仕事を生き甲斐にしたい人は強制休みがあんまりないけど給料はしっかりでるところのほうがいいです。あと、休みだけじゃなくていろんな福利厚生もちゃんと見たほうがいいです。住宅手当や交通費の支給は?旅行手当的なものはある?有給取得率は?いろいろ見るところがあると思います。ぼくはそれくらいしか見てないけどたぶんもっと色々見たほうがいいです。

技術職なので、「最悪技術だけ盗んで転職すればい~~~~や!」くらいの軽い気持ちで就活してたので、就職先の福利厚生はそんなによくないし給料もあんまり高くないです。でも全然転職できるのでちゃんと勉強頑張ります。

結構色々トラブったし、時間勘違いしてたりもしたし、大変だったけどまあ終わってみればあっさりしていた気もする。存外就活とアルバイトの両立もいけそうだった。してないけど。


なんかいろいろ書きてえって思ったことがあったはずだけど忘れたので思い出したら追記にします。毎度のごとくとっちらかった文章ですがお読みくださった方はありがとうございます。





この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?