スモールビジネスの始め方
本日は起業の基本、スモールビジネスについてお話しします。
なぜスモールに始めるのか
起業はやっぱり大きいことやりたい。お金をかけて大成功させる。それまでしっかり準備して起業に備える。
こういった人はそうそううまくいかないでしょう。
スモールビジネスにはいくつかの利点があります。
まずはリスクを最小限に抑えられること、そしてピボットしやすいこと、最後にすぐに行動できること、です。
じゃあ何から始めれば良いか❔あなたが現状できることをやればいいのです。
難しく考えなくても大丈夫です。大手の真似やユニコーン企業の真似事はしなくてもいいのです。
あなたにはどのようなスキルがあるでしょうか。サイト制作スキル❔動画制作スキル❔プレゼンスキル❔
これらの自分のできることでまずはビジネスをやってみる。これが重要です。
ビジネスの基本ですが、ビジネスは需要と供給で成り立っています。
サイトが作れなくて困っている人、動画が作れなくて困っている人、プレゼンがうまくできなくて困っている人は必ずいます。これでもうビジネスは成り立っているわけです。
自分にはできないと思っていませんか❔
新しいスキルや技術を習得する必要はありません。そこではなく、考えるべきはその持っているスキルをどう提供するか、誰に提供するかと言う部分です。
スモールビジネス3つのルール
誰にでもできるスモールビジネスですが、3つの戦略があります。
①コスト戦略
②動的価格(DP)戦略
③コミュニティ戦略
①コスト戦略とは
コストを最小限に抑える仕組みを作ることです。
スモールビジネスを始める場合、最小限の投資でどこまで結果が出るか、どこまで自分の思い通りにできるかです。かけられないという場合も多いですが、基本的にはお金のかからない仕組みを作っていきましょう。
例えば、、、
隙間ビジネスモデルやマッチングモデル、クロスコストモデルといったものがあります。
これらはコストを最小限に抑えることのできるものです。
隙間ビジネスモデルは時間やスペースの隙間を見つけてビジネスに結びつけます。日中カフェをやっている店舗が夜バーをやりたい人に店舗を貸し出すことなどが隙間ビジネスです。夜中カフェ側は本業とは別で収入を手に入れられ、バー側は店舗を持つことなく、オープンできます。
マッチングモデルも同じようなことで、需要と供給をマッチングさせることです。広いスペースを提供できるお寺×広いスペースを求めているヨガ講師がマッチングすれば今までにないお寺ヨガの誕生です。
そしてクロスコストモデルとはその名の通りコストをクロスさせることです。
例えば街の美容院がチラシを刷るとします。美容院単体であれば、広告費に出せる4万円で刷れる枚数は3,000枚しか刷れません。しかし、周りのコミュニティと連携し、1枚のチラシに美容院+カフェ、英会話、ダンス教室が出資したとします。
全店舗が4万円を出せばどうなるでしょう❔枚数は12,000枚になります。
美容院1店舗あたりの負担は変わっていないのに、4倍にも5倍にもできる分けです。
②動的価格(ダイナミックプライス)戦略
価格設定の方法どうされていますか❔
飲食店を例にあげましょう。
素人ビジネスマンの場合、価格設定の方法はこうなります、、、
店舗を建てる(借りる)→メニューを決める→価格を決める
この順番で考えている限り勝てません、、、
成功者はこう考えます、、、
店舗を建てる→損益分岐点を把握し、最終的な目標を決める→価格を決める→メニューを決める
価格設定は上記の通りです。
そして、上記の価格設定で進め、販売量がどんどん増えてきたとしましょう。そこで購入者を減らすため価格を上げます。需要が供給を上回っている場合しっかりコントロールし、利益を確保していきましょう。大手のように値引きに走ることは御法度です。
そしてもう一つ価格設定において、ぜひ実践頂きたいことがあなたの提供できるスキル(価値)を不明確市場に誘導するということです。
例えば、あなたが動画制作ができるとしましょう。しかし、ネットで検索すれば動画制作の相場が分かってしまいます。こうなると簡単に安い高いと判断されてしまいます。こうならないためにも相場がわからないサービスを提供するのです。
そこで重要なのが前後プロセスです。
動画制作であれば、動画制作前段階の部分。その制作する動画はどのような人に向けて打ち出すべきか、現状の課題とは、どこをターゲットにするべきかなど。現状の課題を提起し、動画にて課題を解決するストーリーを作ります。
そして動画制作後も閲覧数や顧客の動向を観察し、フォローする。
これらのサービスを提供できたとすれば、これは動画制作というサービスではなく、トータルコンサルティングと言うサービスに変わります。トータルコンサルティングの相場は調べようがないので安いのか高いのかの判断ができなくなると言う分けです。
③コミュニティ戦略
長期的なビジネスは必ず既存顧客にあります。
それはなぜか、、、新規顧客を獲得するには既存顧客にリピートに来てもらう5倍のコストがかかります。1:5の法則と言われております。
まずは、既存にリピートに来てもらうことが先決と言えます。
では、顧客に定着してもらうにはどのようにすればいいのでしょうか、、、
ずばり、顧客同士をつなげることです。顧客同士でコミュニティができれば、必ず再度来てもらえます。
例えば、美容院であれば、ハロウィンのイベントを打ってみたり、夏にBBQをやってみたりすることで顧客同士をつなぎ顧客を定着させることが出来るのです。
少し長くなりましたが、以上が、スモールビジネスについてです。
まずは実践できることから始めていきましょう。
※MUPアウトプット※
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