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在仏フォトグラファーがフランス地方に住みたいと思うまで

初めまして。
初投稿ということで、自己紹介をさせてください。
とはいえ、自分はブログ自体書くのは初めてなため、下手くそな文章と編集になると思うので、はじめに誤っておきます。下手くそですみません。今回は超簡単な自己紹介とフランスの地方で生活を送る理由を述べていきたいと思います。

簡単な自己紹介

私はフランス在住のフォトグラファー、ミーシャと言います。
コロナウイルスの影響で人物の作品撮りは中々出来ていません。
一方で風景やスナップはよく撮ります。
かれこれカメラ歴7年、プロ歴2年ほど活動をしています。
主にファッション、ポートレイトをメインにバンドマンやアーティスト、クリエイターや一般な方々の撮影をしています。
風景に関しては一貫性はないですが、依頼ではないので気軽に撮っています。山だったり、海辺だったり、街、旅など様々です。
最近ではようやくどのアカウントを運営すべきか明確に出来ました。正直言って簡単じゃないんですよね。なんせ2年前までは適当に撮っていたので自分のスタイルを見つけるのに苦労したのをいまだ心に染みます。

自己紹介は今はこれぐらいにしときます。また次回にさらに細かく書こうと思うのでそれまでお預かりさせてください。

パリ離れした理由

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冒頭で書いた通り、自分はフランスで活動しています。
フランス在住という事はパリ??と思う人も多いと思いますが、残念ながら違います。
私はパリで生まれ、郊外で18歳まで住んでいました。いわゆる帰国子女です。
その後、東京の大学に進学し、卒業後は都内の某スタジオで1年ほど勤務していましたが、自分の視野を広げるためにまたフランスで活躍してみようと決意し、今に至ります。
ではなぜ仕事も技術も豊富なパリに住まなかったのか?

自分自身はパリでの生活は息苦しいと感じたからです。
東京でもそれを体験しましたが、パリはその何十倍です。東京ほど電車内はぎゅうぎゅう詰めではないし、残業そのものがほとんどありません。労働者としたらいい点はいくらでもあります。
しかしながら、パリは花の宮古?と言われながらも、花要素がどこにあるのかと疑問視するほどないです。
というのも、現在パリは治安がまあ悪いです。
麻薬の取引や、暴行、殺傷、性犯罪が日常的にニュースで見ます。そのためか、いざ電車に乗ると小便の匂い、タバコ、顔飛ばし野郎、差別主張野郎など、東京では中々出会えない個性豊かな人々と会います。
仕事を優先してパリで暮らすにも、いつ襲われるか分からない状況で生活を何年もしていたら、こっちの精神がいつか狂うと思い、都内での生活は諦めました。

また、自分は年に何回かパリで出来ればそれでいいと思う人間です。
自分の中のパリは住む場所ではなく、観光や出張のための場所と考えています。
まあ、これはどの国のどの首都にも言えることだと思いますが。

ブルターニュ地方という新たな家

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さて、パリに住んでいないのならどこに住んでいるのか?
それはブルターニュ地方という西側の地方に住んでいます。
ここはパリと比べて芸術面やアミューズメント、経済、仕事量など劣っていますが、生きやすい地方です。
ブルターニュ地方は海に近いので観光が盛んで、漁業や農業の大半もここで賄える農業地方です。また、ここは良く雨降るとも言われていて、確かに昨年では青空より雲海が多かった印象があります。
私はその都会、レンヌ周辺に住んでいます。レンヌはいわば学生都市と言われていて、若者のためのアミューズメントがあります。人々も暖かいですし、東洋人だからと言って嫌な顔する人はあまりいません。食材も直接農業から購入しているので安価、そしてオーガニックなため、味が体に沁みます。
また、ブルターニュ地方出身者は”ブルトン人”と呼ばれ、他地方と比べて個性的な地方民と言われています。
まあ、日本で言えば沖縄県民みたいな感じです。(アバウトですみません)
簡単な偏見でいうと:
。豪酒
。APERO (食事の前に酒を交わし会話する行為)が大好き
。自地方愛が半端ない
。独自の音楽がある
。首都出身者を苦手とする
。社交的
ETC…
まだ他にあると思いますが、大体こんな感じです。
結論から言えば幸福度の高い人間が多い地域かな?

地方は生きやすいが反面。。。

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簡単にブルターニュ地方の話をしましたが、ここからはイマイチな点はあります。
どの国も地方と首都の間に違いは数え切れないほどあるものです。

。電車がない
一応あるんですが、2車線のみですし、地方のバスは夜の8時まで、不便なため車が必須になります

。アミューズメントが少ない
パリと比較しているからでしょうか。地方からしたら普通かもしれませんが美術館や映画館など数えるほどしかありません

。個人経営者には不向きな地域
というのも、芸術に興味はある人はそこまで多く、いたとしても投資する人はそこまでいないからです。

。日本人が少ない
これは誰かのせいではないです。単純にいないんです。いたとしても、100人ほどいるかどうかぐらいです。切実に日本人と交流したい。

とまあ、今のところこれぐらいですかね。他にもあると思うんですが、一番に頭に浮かぶのはこの4つです。

フランスだけに限る話じゃないですが、日本でも東京離れも増加しているとか、改めて首都は自分に必要かを問いかける時間かもしれません。
首都なり、地方なりのいい部分と悪い部分は必ずあるわけで、長期間で考えないと後々めんどいです。
例えば友と呼べる人は遠距離になってもあなたと交流を続けられる人と会っているかで変わると思います。幸い私は地球の反対側にいても、変わらず交流してくれる人たちがいるので、日本離れても苦ではありません。
そうでなければ恐らくまだ日本にいたかもしれません。


なんやかんや

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結局、今はブルターニュ地方に住んでいますが、人生どうなるかわからないものです。もしかしたら今までパリ嫌いも逆に恋しくなり戻りたいと思うかもしれません。只、今は自分のやるべきことを達してから次の目標を立てるつもりです。
今はとりあえず作品撮りに専念します。

次回は何書こうかな?ではまた

A la prochaine!!! (またね)


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