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家を整えると自分も整う


家が好き。
これって本当に大切なこと。


「おうちが一番!」


オズの魔法使いでドロシーが
カンザスに帰る時のこの呪文は名台詞。「There is no place like a home!」



1939年の映画だそうですが
いま観ても、そんなに古さを感じないのは
私が子どもの頃からこの映画をよく観ていて好きだから?というだけでなく、誰もが知る名作ということや

人間が本当に望むことや願い、欲しいものは今も昔も変わらない

というストーリー性も古さを感じさせない要素なのかもしれません。



ドロシーはお家に帰りたい
カカシは脳みそを
ライオンは勇気を
ブリキの木こりはハート(心臓)を。
それらの願いを叶える為にオズの魔法使いのいるエメラルドシティを目指す。

それぞれの願いの本質は
'今' を生きる私達にも共通するものがあるな〜と、とても刺さるのです。


さらには
ドロシー役のジュディー・ガーランドさんが
めちゃめちゃ可愛いすぎて、それだけで魅入ってしまう…ってのもある(笑)


と、前置きが長くなりましたが…
本日の本題に(笑)



私は先日、引越しをしました。

以前の家では
毎朝の起き抜けがとてもしんどく
身体も重くて、なかなかお布団から出られない…という状態でした。


寝る前は「今日も1日ありがとう」と自分の頭や腕や足を撫でて、自分の身体を労いながら眠りにつくということが習慣化していたのですが、起床時は全くスッキリしない…という謎の循環でした。


ところが引越しをしてから 
朝の起き抜けがスッキリして
とても身体が軽く、しんどくなくなり
爽快な朝を感じられるようになりました。



今まで、朝起きた時にしんどい状態が
当たり前になっていたので
これには本当にビックリでした!



家の波動は、住む人に大きく影響するといいますが、以前の家は間取りが狭いこともあり
ごちゃごちゃと色んな物が目に入るスペースができてしまっていました。



所有物は大量ではないのですが
家具や収納棚を持ちたくなかったこともありそうなると所有物を置くところがなくて
床に積み重ねて隅の方にかためてしまう状態になっていました…(汗)

「アカンな… マズいな…」と思いながらも
ついつい放置していたのです…


玄関、お風呂、トイレ、キッチン、各部屋を掃除して、綺麗に保つことはもちろんですがやはり必要以上に物を持たないようにすること、そして家には余白ができるある程度の
面積も必要だと感じました。


ごちゃごちゃと色んな物が多く
ガチャガチャした状態の中にいると
頭の中が整理されず、思考もぐちゃぐちゃになる。


私の例えのように睡眠にも影響する。


空間に余白ができると
気持ちにも余裕が出てきたり
物事の判断や選択も冷静にできたり
閃きや良いアイディアも出る。



いま有る物から出る波動で自分が動かされる、というのも本当にその通りだと感じます。



使わない物をいつまでも持たない。
生きていくのに、そんなに色々必要ない。


そして、ちゃんと今ある物
必要な物、使っている物に感謝し大切に扱う。 



私は今まで持っていた物を雑にしてきたり
大切にしなかったことを振り返ると
数々の物たちに心から申し訳ないことをしたと感じています。



私は家庭環境の影響もあり
幼少期から家を地獄に感じていたので
'自分の家' というものが好きではありませんでした。実に悲しいことです。


幸せや安心、安全を感じられる場所ではなく育ったので、'家を整える' という概念自体がなく、そんな事を思ったことがありませんでした。
家が大嫌いだった私は自分のことも大嫌いだったのです。



そして20歳以降になっても
自分のことが嫌いだったので
家も大事にしていませんでした。

そんな状態だったので全部がイヤで
掃除も片付けもしたくなくなり
ちゃんと家を整えようという概念が
全く育っていきませんでした。



家の中の空間もですが
家の中にある物も雑にしてしまう。
これは自分自身を雑に扱うことと同じでした。


満たされない心を埋める為だけに
物は増えるのに、それも大切にしない…
その物を置いている家も大切にしない…
そんな全くもって、ダメな状態でした。



家と自分は繋がっている。

家=自分です。


家を整えると、自分も整い
家も自分も好きになる。
落ち着いて、心もクリアになるから
不安感や心配症の気も激減していきます。


家自体
そして、玄関、お風呂、トイレ、キッチン
洗濯機、冷蔵庫などなど…

自分の為にそこに有り、動いて役割を果たしてくれる物たちに感謝をし、きちんとお手入れをして大切に扱う。


私は一番大事なことができていなかった
大昔の自分を赦したら
心からお家を愛し、自分を愛し
健全に家も自分も大切にするということを
知ることができました。

「おうちが一番!」

この気持ちが本心になる。本当に大事です!


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