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私の心の根底にあったモノは '寂しさ' でした


この世は思ったことが現実になる。


思ったこととは、心の根底で思っていること。本当の核の部分で思っていること。


私の心の根底にあったもの
潜在意識にこびりつき染まっていたもの

それは '寂しさ' 
そして、不安や心配と恐怖でした。


幸せになりたいのに!

こうなりたいのに!

あんな風になりたいのに!


私は、そう願っても願っても全く叶わず
むしろ、どんどん苦しい方にいく、ということを長く繰り返していました。

心の根底にあった '寂しさ' を感じる事象ばかりを繰り返していたのです。



幼少期から心理的虐待をうけ
父親との折り合いが悪く
大嫌いなのに、赦せないのに離れられず
全ては執着でした。


なぜ、私がこんな目に?

なぜ、私があなたの娘なの?

私に謝ってよ!


疑問と悔しさ、父親への憎しみに執着し続け、若い時の良いエネルギーをそこに全力投球してしまいました…。


幼少期から誰にも相談できないまま
大人になり、自分の人生を良いモノにすることができませんでした。


負けん気の強かった私は、自分がそんな目にあっていることを認めたくなくて
無いことにしたくて蓋をし続けていました。


悔しくて悔しくてね…
子どもなのに、父親に対して「なんで私があなたにイジメられなアカンの?」と
悪態をつき、逆らい続けていたこと
それが自分の本当の現実だったこと。

自分の家族が楽しくて愛にあふれる家族じゃなかったことが、本当に悔しくて悔しくて
仕方なかったのです。



私は笑うことが大好きで
家族はおもしろいもの、楽しいもの、愛にあふれているものじゃないと絶対におかしい!と、子どもなのに本気でそう思っていたのです。


でも、目の前の自分の現実は地獄で
「血の繋がった本当の家族なのになんで?」
「私がいるからお父さんとお母さんは苦しんでるの?」と、'自分に欠けている' と感じるモノがあったことが悔しくて、辛くて、寂しかったのです。

そして、そんな自分を赦せなかったのです。


それをずっとずっと握りしめ
疑問と憎しみと執着を、ものすごい力で握りしめた状態だったので、憧れや幸せを願っても叶うはずはなかったのです。



今は自分のことを
「あぁ〜私、寂しかったんやな〜」と
「未熟ながらにもよく耐え抜いたな〜
よくぞ、ここまで生き抜いてきたな〜」と思うのです。


父親に対しては、感謝の気持ちを感じるようになり、私を育てる為に自分の全エネルギーを使い、毎日毎日 朝から晩まで働き続けてきてくれていたんだと思い知らされ、手放す時だなぁ…と感じるようになったのです。


かつて
自分の人生に責任を持って生きる!
自分の足でちゃんと立つ!という覚悟が
できなかった私は、それを父親のせいにし続けていました。


実に情けなく、恥ずかしい話です。
我が事ながら、みっともないにも程があります。それは紛れもなく、父親のせいではなく私自身の責任だったのです。



それに気づいた時
私の中にあった '寂しさ' がふわふわ〜と
薄くなっていき、消えていく感覚を味わったのです。


家族はおもしろくて

明るくて楽しくて

愛に溢れているもの。


「なのになぜ?」と私が両親に対して疑問に思っていたこと、これこそが私が外の世界に出していけばいいことだったんだ、と理解できた時、全ては自分からだと痛感しました。


'おもしろがる、楽しむ、笑う'
それを自分が外に出せば良いだけの話だった、と気づいたのです。


自分の中にあったトラウマや傷も
なかなかに勲章化してきているのでは…
なんて思う今日この頃です(笑)


今は
'私がどう生きれば父と母は喜んでくれるかな'
と空を見上げながら、徹底的に笑い続ける!と覚悟を決めて、人生をおもしろがっていこうと思っています。


心の根底にあるモノ。


それこそが間違いなく宇宙に届き
そのまんま反映される。


もし、心の根底にあるモノがネガティブならその正体を突き止めてみる。
すると、ふわ〜と薄くなって消えていく感覚になるかも。


あなたの心の根底にある
'本当のモノ' は何ですか?



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