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映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

この前、ヴェノムの3作目が公開されるという情報を見てから、もうあらすじを忘れてしまっていたヴェノムを観直してみました。

画面に広がる映像表現をはじめとし、なかなか良いなと思ったので2作目の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(Venom: Let There Be Carnage) も鑑賞。

英語の原題にするとカタカナより分かりやすいですが、映画の題は「Carnage よ、起これ!」ということ。

carnage は、大虐殺という意味があるので「大虐殺よ、起これ!」ともなり、もうめちゃくちゃ荒れ果てちまうなぁという予測ができる題名になっている 笑。あと、ヴェノムの敵役のめちゃくちゃ悪な奴が現れるんですが、そいつの呼び名もCarnage。

「カーネイジは、永遠に不滅だ!」みたいな映像を見せたいのかなという気もする。

もう最低最悪の敵が現れたわけです。

Venom は、字のまんま元々毒素で人に寄生し、その寄生先を操ってしまう奴なんですが、そのヴェノムまで可愛らしく見えてくるレベルのそのギャップが面白い。

あんな、真っ黒のドロついた見た目でかわいげを感じるというその絶望が笑える。

相変わらず、トム・ハーディ演じるエディとの掛け合いも良いのですが、今回のヴェノムはちょっと訳あって色々な人に寄生する…

結局、エディから離れてもエディを想う様子がなんかホッコリしてしまう気がするけど、見た目と声と行動のギャップがなんとも変でシュールな笑いという感じ。

マーベルお得意の描写が結構続き、前回に引き続き映像も凝っているしで見応えは前回を引き継いでいるなと感じた。

ヴェノムよりも明らかに凶悪な敵役が登場したことで、設定も前回とは異なりそこが飽きない工夫が凝らしてあり良く出来ていた。

次の3作目は、『Venom: The Last Dance』となっているようだ……これで、最後になってしまうのだろうか………

どんな出来栄えになるか、ちょっと興味が湧く終わり方でした。

ヴェノムシリーズは、見た目に似つかず割と軽い仕上がりでコメディ要素もあり娯楽作になっている。そこは、マーベルらしさが出ているので観ていて面白いと思います!

前作のレビュー


英語慣れには、映画鑑賞も良い手段です。
レビューをたまに書いています。


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