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正しい英語発音とは

英語の発音を練習する事はとても良いことです。
なぜなら、日本語話者の声の出し方や話し方は英語と全くと言って良いほど異なっているから。

そもそも英語と日本語はとても離れた言語域に属するため、何も気にせずカタカナ風で音を出したり、日本語を喋る方法でそのまま発声したら多くの人にとっては奇妙で、よく分からない変な音になるのが事実。

なので、決して軽んじるべきものではない。

もし、なるべく多くの人に通じるようにしたければ分かりやすくなればなるほど良いに決まっている。

けれど、世界を見れば正しい英語発音が人によって異なる事実がある事も知っておいてほしい。

地域によって人種によって階級によって正解の音が多数存在している場合もある。

例えば、英国。地域によって階級によって全く異なって聞こえる音を持って話している。
そして、自分達の英語が必ずや全てに正解と思っている人達はそれ以外の音を受け入れることは決してない。

これは英国だけでなく、いろんな地域や人種、そして階級に渡っている。

私個人は、出来る限りいろんな人に分かりやすく英語が通じる方が良いという考えだし、多種多様な人と話せた方が好きだ。

なので、なるべく癖がない英語を公の場で話す人の英語を常にお手本にしてきたけれど、世間にはそうでない人がいることも知っておいた方が良い。

だから、意地でも自分達独特の発音を手放さず誇示する人もいてそれこそがアイデンティティと疑わない人もいる。
しかし、それが悪い事とは決して言えないんだ。彼らにはそれが正解だ。そんな事互いに押し付けあっても意味ないし、どうしようもないだろう。時間の無駄でしかない。

けれど、事実を言っておこう。そういう人達は話せる人達の範囲はとても狭くなっている。同族で群れている場合が多い。

逆にそういう場所に関わりたければ、その種類の独特ともとれる発音をまた別に身につけなければいけないんだ。

しかし、そういう英語圏の中でも偏っているとも取れる発音でも、我々日本人の日本語英語よりは分かりやすくなっているのもまた事実だ。

同じ言語域で独自にできた音は、いくら多くから聞きやすい音から離れていようとも日本語発音よりは馴染みやすい音となっている。

英語を操る日本人が世界に多く存在して、そういうもの同士で日本語英語で話合う場所が多ければ日本語英語でも大丈夫かもしれない。
しかし、事実はそうなっていないから、異質すぎてお話にならないんだ。

だから、あの人達の発音が聞き取りにくくても通じてるんだから、日本人の日本語英語でも全然良いだろうみたいに開き直ると機会を逃す事になる。

聞き取りにくくても通じなくてもOK!

良く分からなくても、相手がこっちに合わせれば良いだろ!だってこれが正解なんだから!

みたいな何の根拠もない、押し付けをいろんな人がしたとしても決して立場は同じではない。

日本語と英語が離れている限り。もっと言ってしまうと、日本語が国際的には異質なグループにいる事実がある限り……。

気持ちの面で相手への配慮がないと言うことは同じとしても、相手の立場に立つと事実としては日本人のほうがもっと配慮がないことになってしまう。

理由は、ともかく日本語と他言語が離れすぎているからということ。どうしようもない事実。

だから、受け入れてもらいたい場所の英語の種類を適切に見極めることさえ必要になる。
それも分からないで、親しくなろうとすることは無理がある。

あいもしない場所にあいもしない英語で突撃してもそもそも聞いてさえもらえないなんて事は全然起こり得るから。

これはもうどれだけ英語が流暢になろうが解決されることはない。

正しい英語発音の正解が多数に存在する世界があることさえ認識しない日本人は多い。それを受け入れない場所があることを分かっていない人さえ多い。

英語を使っている人の音声を良く聞いていない証拠である。

英語圏の人はその感覚を知っている。英語ネーティブスピーカーでさえ受け入れてもらいたい場所特有の発音矯正をする人さえいる。

やることやらないことを見極めないといけない。
身の丈にあったことを探究しないと何も身につかない。英語だけできたって意味はない。

そういう状況を適切に見極めないといつまでも上手く馴染めない。苦労してもその分返ってこないとかは十分あり得る。

向き不向きを考えもしないで、これが「正解の」英語とか単純に決めつけ仲間に入れてもらえないはずの場所に突撃する人は後を経たない。

これは発音でも同じことが言える。

英語ネーティブでもそういう無謀なことはしていないんだけど、日本人はしがちだ。

思考が単純になりすぎている。これは英語以外でも言えるけど、正解は無限にあるんだ。

まあ、日本語でも錯覚してるだけでそうだろう。英語だけではないだろう。

英語だけ特別に考えすぎている。

馴染みやすく快適に過ごせる場所を作っていくことができれば安心感に繋がる。
英語が使えることがその助けになれば、素晴らしいと思う。

闇雲に正解の英語を決めつけて、完璧を求めて練習に励む人がいる。

けれど、正解の発音はあなたにとって正しいものなのかは使う場所によって伝えたい相手によって変化する。

正しい英語発音とは何か?

私はそんなものはないから、どんなものも受け入れないといけないと思って生活してきた。
優劣はない。正解は人によって違うから。

けれども、なるべく多くの人が聞き取りやすいようにしようと試行錯誤しながら使って身につけてきた。

それが私にとっての正解だったから。

与えられたものを真似してただただ練習する。それだけでは、ちょっと浅い。そう思ったほうが良い人も多いように私には見える。

発音について、まとまってます!

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