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2019年 my best music 10

今年も大晦日がやってきました。

この1年、本当にあっという間で...。とくに後半は自分のフリーペーパーを発刊したり、念願のライジング・サンに行ったり(台風で1日つぶれたのも、次の日も開催されるか決まらない段階で嵐の中先輩と空港へ向かったのも、今ではいい思い出)、富士山登頂したり、Suchmosの夢だったハマスタでのライブを見届けたりと、かなり濃い時間を過ごしました。そんなバタバタの毎日で、通勤時間が唯一と言っていいほど、私の大事な音楽タイムでした。だから、9割は「Spotify」で音楽を楽しんでいたと思います。

そんなSpotify、今年は一人ひとりに「2019年のアルバム」のようなものを配信してくれたんですね。インスタのストーリーみたいな感じで。その一部がこちら。

これ、すごく面白くてうれしくて!日本の音楽ランキングが不確実になったのは周知の事実で、ランキングなんてもはや要らないんじゃないかなあなんて思っていたんですけど、そうか、自分が1年聴いていた音楽ランキングなら、すごく知りたいし、その人にとってとても意味がある!サブスクだからこそできるし、Spotifyメインで聴いている人にこそ、それはとても信憑性の高いランキングです。(総時間数とか初めて知れたし。友達の方が意外と聴いててちょっと悔しくなったり(笑))

そこで今年は、このランキングも参考にしつつ、思い出を少し付け加えて書いていこうかな。

●10位
KanSano/Sit At The Piano
今年の1発目ライブが、金沢のオヨヨ書林さんでのKanSanoさんのライブでした。KanSanoさんの真後ろに座って、背中を見ながら聴いていたのが懐かしい…。帰りに熱田神宮のきよめ餅を渡して、よかったら食べてください!と伝えたら、うれしい、お餅好きです!と無邪気に答えてくれたKanSanoさん。癒されました。この曲は、原曲はもちろん、ミラー・ブルーとコラボしてアレンジされた「House Of Mine〜」も好きです。

●9位
サカナクション/忘れられないの
ポートメッセなごやで行われた6.1chサラウンドシステムのライブに行きまして。音質に感動したんですけど、この昭和の歌謡曲っぽい新曲もかなりグッときました。そしたらライブ後に、山口さんがMVを公開したり、8cmCDの発売を発表したり、あ、やっぱり昭和を意識してたんだなあと。あと山口さんに関しては、Eテレでシュガシュガを始めて、それ繋がりで私はYouTubeでNFパンチの動画をたっくさん見ました。鹿野さんや一般人の方と討論したり、会議したり、頭がいいなあって。アーティストの方って自分の気持ちや考えを音楽で表現するから、言葉にできない方もたくさんいますし、それは職業柄当然のことでもある。でも、山口さんは畑の違う人間にもアーティストとしての考えを自分の言葉で訴えられる方。音楽業界を支えていく人だなあと強く感じました。

●8位
スピッツ/スパイダー
後述するあいみょんブームに伴って、あいみょんが影響を受けたというスピッツもたくさん聴いた1年でした。とくにこの曲は、昔大好きだったのにタイトルが分からなかったやつ。教えてもらって、何十年越しにタイトルと曲が一致しました。11月末にはワンマンライブにも行けて、マサムネさんの生声を聴いたのは不思議な感覚でした。

●7位
嵐/とまどいながら
来ました。今年はジャニーズの年でもあって。ジャニさんが亡くなったり、嵐が活動休止を発表したり、ニノさん結婚したり、錦戸さんやめたり...でも1番びっくりしたのは嵐のサブスク解禁ではないですか?中でも、中学生のとき耳にタコができるくらい聴いていたこの曲は、MDに録音してたのでMDを紛失してから聴けなくなってて。ジャニーズってせっかく好きになっても、借りるか買うかしないとフルで聴けないことが多くて、にわかにとってはちょっとハードルが高いですよね。なので、数年ぶりに聴けて感激しました。ピカンチダブルとか、ハダシの未来とか、懐かしい!!今後もジャニーズのほかのグループの方も、どんどんサブスク解禁していってほしいな。そしたらカラオケで歌うから!!(笑)

●6位
ELLEGARDEN/Fire Cracker
再熱です。高校生のときに兄にバンドの存在を教えてもらって、中古で「ELEVEN FIRE CRACKER」を買って聴いていて。Salamanderと高架線が好きだったんですが、このアルバムを最後に解散してわたしもまったく聴かなくなりまして。MONOEYESとかはなんとなくフェスに行くと聴いたりしてたんですが。今年ELLEGARDENとして再結成して、たまたま行くことが決まっていたライジング・サンに出演するということでかなり楽しみにしていたんですが、その時1番最初に演奏したのがこの曲でした。もうバンドのカッコよさったら。MCの細美さんは口ベタでおもしろかったけれど(笑)、本当に見せつけられたな〜。

●5位
the pillows/Funny Bunny
Spotifyでなにかを聴いていたときに、たまたま関連曲で流れてきたのがBase Ball Bearがカバーしたこの曲でした。「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」というサビの歌詞に泣きそうになって、the pillowsを聴き始めました。さらに、ラッキーなことにライジング・サンでもライブを観ることが出来て。ほんと、the pillowsはいい曲多いですよね。何回聴いても涙が出ます。最近、CMにも使われてますね。来年はワンマン行きたい!

●4位
THE YELLOW MONKEY/パンチドランカー
今年は2回、春とついこないだライブを見に行ったイエモンですが、私は完全にエマさんにやられていまして...。曲全体より、エマさんのギターがゴリゴリに聴けるかかどうかが大事なんですが、パンチドランカー、天道虫は最高です。ギターのインストバンドやってほしいくらいです。

●3位
iri/Wonderland
大好きなKanSanoさんがプロデュースした「飛行」を聴くために検索したら、人気曲にあがっていてたまたま聴いてすごく好きになった曲。iriちゃんの低音ボイスがたまりません。夏頃とくに聴いていて、登山の練習行ったときとかを思い出します。他にもナイトグルーヴとか、Flashlightとか、ぜんぶカッコイイ!

●2位
あいみょん/マリーゴールド
キーが高いあいみょんの曲で、唯一歌えるかもと思ってコソ練しまくったのがマリーゴールド。この曲が入っている「瞬間的シックスセンス」にも思い出がいっぱい。大切な人が私の分もアルバムを買って届けてくれて、一緒にライブの先行応募したり、この頃出てた雑誌とかいろいろなグッズもプレゼントしてもらって、余計にあいみょんが大好きになりました。その後、私におすすめしてくれていた人はクリープハイプとの熱愛が報じられてからあいみょんへの気持ちが冷めちゃったみたいなんですけど...(笑)私はまだまだ大好き。この曲以外にも、アルバムまるごとたくさん聴きました。あいみょんとの出会いは後述。た

●1位
あいみょん/愛を伝えたいだとか
「あいみょん」という名前は数年前から雑誌で見て知っていて、生きていたんだよなとかは聴いたことがあったけど、その時はあまりハマらなくて。たまたま今年に入って(正確には去年の年末だけど)、あいみょんは上手しすごくいいよって教えてもらって「青春のエキサイトメント」を聴き始めたらどハマりしました。中でもこの曲がジャズっぽくてMVもかっこよくて好き。私にとっては、今年は間違いなくあいみょんの年でした。来年はライブ行けるかなあ。

振り返ってみると、CDを借りに行く時間がない、新曲をいち早く聴きたいと思って使い始めたSpotifyですけど、昔の曲をいっぱい聴いてるんだなあ。大人になって改めて良さに気づいたり、全く知らなかった曲を知れたり、気軽に現在と過去を行き来できるのがやっぱりいいなあと思いました。

そして、このnoteを見る人もあんまり多くないだろうし、こそっとご報告させていただきます。
来年から、音楽メディアの編集として働くことになりました。音楽生活を送る上で身近にあった、大好きな会社です。まさか自分がここで働くことになるなんて、0.00001ミリも思ってませんでした。
夢が叶いましたけど、これからが勝負です。小さい頃から私を支えてくれたり、楽しませてくれたり、生きづらかった私の生きる世界を大きく大きく広げてくれた音楽。そんな音楽業界に少しでも貢献したいです。言葉にするとありきたりですが、本気でそう思っています。

だから、来年はますます、いっぱい音楽を聴いて、編集者として勉強していきたいなと思ってます!そして、音楽によって頂いたご縁を、ひとつひとつ丁寧に大事にしたいです。

来年はいよいよ30歳。29歳まではやりたいことをなんでも挑戦してみて、30歳からひとつに絞って死ぬまで極めるんだと、前々から決意していました。

第2の人生スタートです。
アラサーがんばるぞ!

ブログ・イラストの創作活動のため、たいせつに使わせていただきます!