セントルイス旅行記③
最終日。15時頃の飛行機だったため、12時の電車には乗らないといけません。タイムリミットまであと少し。
Cathedral Basilica へ
ホテルをチェックアウトし、空港まで寄り道をしながら向かいます。
その時にこの写真を撮りました。
ちなみに空港までの道のりはホテル⇒ダウンタウン(球場のあたり)⇒セントルイス大聖堂⇒フォレストパーク⇒デルマーループ⇒空港となっているため、ホテルに荷物を置くことができない。荷物を最小限にし、仕方なく持ち歩きます。こういう時コインロッカーがないのが困る。
電車に乗って、まずはセントルイス大聖堂へ。この辺りは大学や看護学校などがあり、学生街といった感じです。落ち着いていていい雰囲気そう。今日はイースターなので誰もいませんでしたが、普段はファストフード店も多くあったのでみんなで行くのかな?と想像しながら歩きました。
そして現れた大聖堂。とても立派です。
なんと今日はイースター。まるでみんなハリウッドスターのような恰好で(言い方w)教会へ。大きなリュックを背負った明らかにクリスチャンではない私達が入ってよいものか…。イースターといえば、キリスト教の中でも非常に重要な日であることを10年間「聖書」の授業を学んできた私は思い出しました...。しかも10時から始まる礼拝、なんと着いたのは9:50頃。明らかに浮いた格好でありながら、中に入ることがまずはできました。
礼拝が始まったら、写真は撮らないでねと言われたので超高速で写真を撮ります。(明らかにクリスチャンじゃないのに優しい...。)
そして、問題はどうやって退出するかです。仮にも少し勉強した身からすると礼拝をずっと見ていたい気持ちになりましたが、それでは飛行機を乗り過ごします。キリスト教の知識が薄い夫も「なんだ、なんか特別な日だ。どうしよう、少し見たらもう出よう。」とちょっと焦り。私はちゃっかり素敵な讃美歌集も頂いて帰りましたが、夫は「俺なんかもらっちゃいけないような気がして…」とお返ししていました。
なんでもたいていの知識量はたいてい夫に負けますが、キリスト教なら負けません。イースター礼拝の歴史、十字架の犠牲、イエスキリストの復活、カトリックとプロテスタントの違いをここぞとばかりに披露し、「やるじゃん」と言わしめました。(笑) いやいや、こんなことマウントを取ってはいけません。
それにしても6年間毎朝礼拝を受け、讃美歌を歌い、卒業式ではハレルヤを歌い、日曜日には一応地元の礼拝に通うというキリスト教色の濃かった学校で育った私としてはやはりこれは感動ものです。ちなみにその延長で行った大学でも聖書という授業は必修でした。前の方には行けなかったし、本来であれば地下のツアーもできたようなのですが、それ以上に貴重な経験です。
いざ、フォレストパークへ!
それでは感動したところで電車に乗ってフォレストパークに向かいます。
北米2位?の大きさを誇るフォレストパーク。
この中に美術館・歴史博物館・庭園などがあります。
私達はこの中から歴史博物館を選びました。(全部行くには時間が相当必要)この歴史博物館はなんと無料!!
コインロッカーも25¢であるので荷物を入れて身軽になって中を回ります。
中は2時間あればさくっと見終わることができます。だいぶ早歩きで見て回りましたが、セントルイスの歴史をよく知ることができました。ダンスも音楽もはやっていたんですね。かつてはワールドフェアも開催され、オリンピックも開催された都市。
このまま見てしまうと空港にたどり着けなくなるため、博物館を後にします。
いよいよ帰ります。
博物館を出て一応フォレストパークをぱしゃり。
一応デルマーループも見たくて電車を降ります。
10分程度しか滞在できないので、本当に様子見。人がいない(笑)
再び電車に乗ります。一気に空港へ!ここから空港までは30分程度。
メトロはかなり酔うので、酔い止め必須。携帯を見ない。
さまざまなHPではメトロの治安はかなり悪いと書かれていますが、NYの方がよっぽど悪い。車社会なので、メトロに乗る=車が持てない人になってしまうのですが、駅員さんも常に一緒に乗っている状態なので昼間であればあまり恐れる心配はなさそうです。
そして駅に到着。
私はメトロの中で携帯を見ると酔ってしまうので、お店選びは夫にお願いしました。
最後はこのお店でハンバーガーを2人で半分こ+バドワイザーで乾杯。
ここまできたらもうあとは乗るだけなので、一安心。
帰りもラガーディア空港着で、我が家は空港から40分くらいで帰れるのであっという間に帰宅となりました。
これにてセントルイス旅行記は終了となります。
セントルイス、駐在中の定番旅行先ではないかもしれないですが、ビールあり・スポーツありでなかなかいい街です!
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