「幸せの感じ方」ってたぶんこういうこと
「幸せになりたい!」
「幸せになる方法とは?」
とかネットやメディアで溢れる言葉の数々。
切に願うほどたいていの人は不幸じゃないと思う。
不幸じゃなく「それなりに」幸せ。
だから、今よりもっと幸せになりたいと求める気持ちは分かる。
じゃあ、どうやったら今より幸せになれるんだろう?
「幸せとは」で検索すると
「なる」ものではなく「感じるもの」って出てくる。
これって、頭では分かるけど実際どうやって感じるの?が正直なところでした。
現に私は幸せを「感じる」なんてことをちゃんとしてこなかった人間で、人生の先輩に言われた言葉は
「幸せのハードルが高いね」
「私たちが喜ぶようなことじゃ満足しないんだね」でした。
そう言われてもさっぱり意味が分かりませんでした。
その時の私は綺麗に広がる花畑を全力疾走していた感じ。
周りのみんなが楽しくティーパーティーをしていても
私の幸せはそんなんじゃない!と言って花畑を楽しむどころかどこにあるか分からぬ桃源郷目指して駆け抜ける。
なんてハードモードな生き方・・・
じゃあ、今は?というと、その花畑を全力で楽しみます。
それをやることで確実に前より幸福度は高くなったと言えます。
別に大富豪になったわけでもないし、有名人になったわけでもないし、南の島でのんびりしてるわけでもない普通の日常ですけどね。
そう変化するために続けてきたことは2つ
①いちいち気づくこと
例えば、
今日は天気が良くて気持ちいいなぁとか、
ごはんがおいしいなぁとか、
見知らぬ人が親切にしてくれたとか、
今日もうちの猫はかわいいとか
当たり前にあるものやどんな小さなことでも嬉しいとか楽しいとか感情が動いた瞬間に気づくことです。
②噛みしめること
意外とできないのがこっち。
天気が良くて気持ちがいいな!と感じても一瞬で思考が切り替わる私たち。
その速さは1秒にも満たない光の速さで
今日の予定はなんだっけ?
何着て出かけようか?
と切り替わる。
効率を求めるうちに気持ちの余白がなくなっていくけど、この「余白」こそが幸せを感じるカギだと思う。
1秒でいいから
天気が良くて気持ちがいいな!幸せだな
と噛みしめる。
心が幸福で満ちるのを感じる。
この小さな噛みしめが昨日を幸せな1日にし、今日という1日も幸せになり、明日もきっと幸せになる。
そしていつしか雪だるま式に大きな幸せに繋がっていく。
人生は幸せだったと言えるようになる。
ここまで読んでも昔の私だったら
なーんだ、そんなこと。しょーもな。
って思ったと思う。
そんなこと感じる余裕ないくらい辛い日もあるのは確か。
それでも「やってみなよ。毎日積み上げてみなよ。」って言いたい。
人生を変えるのはそんな簡単な事だったりするから。
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