部位別アトピーが治って嬉しかったこと
アトピーって治ってしまうとアトピーがあったときの気持ちを忘れてしまう。
まだ思い出せるうちに記憶を残しておこうと思う。
頭皮
頭皮はまず浸出液が止まったこと。
ほんと汁が出るのは嫌だ。髪が束になって固まるし、何より頭を洗っても気持ち悪い。水もしみるし。
あと、汁が出てなくてもフケが出続けていた。痒みがあるから掻くとなおさら白い粉が落ちる。
学生のときは制服の肩に積もるのが嫌で仕方なかった。
今ではヘアカラーも用心しながらだけど楽しめてる。
シャンプーは1つの種類しか使えないけど、頭が痒くない生活というだけで幸せ。
水がしみないのも。
まぶた
ひどいときはまぶたのちょうどシワの部分が切れて目が開かなくなったり、まぶた全体が硬い皮膚になって半分くらいしか目が開けられない状態なときもあったから、普通の柔らかい皮膚というのがすでに嬉しい。
砂漠のように保湿剤も吸い込んでいたので、お化粧なんて夢のまた夢だった。
今はファンデもアイシャドウもできるから嬉しい。
なにより目の周りって顔洗うときに特に水がしみる。
首
首もよく動かす部位なので何かと不自由がなくなった。
ひどいときは首が切れて動かせなくなっていたから、運転時の左右確認を腰から上半身動かさないといけなくて参った。
あと首が傷ついてるのは視覚的に良くない。だからスカーフとかで隠さないといけないのもなかなか。色素沈着は首絞めの痕だと勘違いされたこともあったし。
今は色素沈着もなくなったし、金属アレルギーぽいのはあるものの、アクセサリーもできる。
細いネックレスがシワに紛れ込まないのも良い。
そして水がしみない。
乳首
いつも浸出液がすごく出て、ブラジャーが黄色い汁で汚れてカピカピになっていた。しかも乳首とブラが接着して死ぬほど痛かったので、ガーゼを毎日貼ってて、お風呂でそのカピカピした黄色の汁を溶かしてから剥がしてた。文章にしてみるとマジで異常だな。
その手間がなくなったのはホント助かる。
色素沈着して変形もしてしまったと思うけど、この強烈な湿疹のお陰で乳首の皮膚は丈夫になり、授乳のときに乳首噛まれても無傷だった。無敵乳首だった。
なんと言っても粘膜なので、水がしみる、なんてものじゃなかった。
肘の内側
中学から20代半ばまで夏に半袖を着れなかった原因なので、夏に半袖着れたのはほんと嬉しかった。
若くてちょうどいろんな服装ができる時期にオシャレできないくらいアトピー出てたのはホント残念。
腕が麻痺するかと思うくらい水がしみた。
膝頭
これも汁がすごくて、パンツに汁がしみて固まるのを避けるためにガーゼ貼って暮らしてた。
膝も曲げ伸ばしするのでパキって皮膚が割れたときが絶望的に痛かった。
膝の出る丈のスカートを着れたのが嬉しかった。ただ、治ったのか20代後半だったので、そういう服が着れる期間が短かった。
入浴のときにうめき声が出るくらい水がしみた。
アトピー治って良かったことたくさんありますが、1番はお風呂入るときに痛みを気にせず入れるようになったこと。
アトピーはアメリカ行って治しました。
↑体験記を書きました。
今はコロナの関係でリモート治療もできるみたい。いい時代だ。
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