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とりとめのない心の内

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日々の生活の中でふと頭に浮かんでくる言葉たちを、ただただ書き出してみただけのページ𓂃 𓈒𓏸◌
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#ポエム

焦がれる景色

焦がれる景色

都会に住んでる時、日常のふとした瞬間に突然故郷の風景が断片的に頭をよぎる事がよくあった。

『いつも自転車で通ってた通学路』
とか、
『思い出の海』
とか、登場するシーンはその時々で勝手に選ばれて映し出される。

その時はいつも決まって恋しい、切ないような気持ちになった。

そして、その故郷に再び戻って暮らしている今。
その頃同様に、今もふとした瞬間に頭に浮かぶ景色。
それはここではない、ここから

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小学4年の時に書いた詩

小学4年の時に書いた詩

『霧』

向こうの方は真っ白で
なんだかもやもやしている

きれいだな

あっちにいる人たちはみんな
あの白いもやもやに包まれている

いいないいな

私もあのもやもやの中に入りたい
もやもやに包まれたい

どうして私の周りにはないんだろう

向こうの方から声がする

「あっちに綺麗な霧があるね」
「たくさんの霧に包まれててうらやましい」

驚いた

あっちの人からは、私の周りにもやもやが見えるん

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