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何度でも、

その人にしかない心の動きを、
どうやって知ることができるというのだ。
自分自身だってそんな心の機微に触れられないのに。

わかったような気になることはとうにやめた。
同時に自分のことも。
これまでのことは良いも悪いも過去は過去で、
これからのことはまだ起きてもいないこと。

時に、自分以上に自分を理解する人に出くわす。
そんな背中をしてたんだと恥ずかしくもあり、
嬉しくもあり。
そんな時にはもっと教えてよ、
あなたの目にはどんな私がいるの、
って尋ねればいい。

とても簡単なことを一つずつ。
喜ぶ、怒る、哀しむ、楽しむ。
その一つずつを味わえばいい。

それは一人よりも二人の方が愉快な時もある。
でも、二人の方が切なく苦しい時もある。

生きるって、そんなことの繰り返しだ。
これからも、あと何回繰り返すのだろう。


そう思ったら、笑って生き切りたくなった。
起きること感じること、
全部まるっと愛せるくらいに笑う時間を選ぶんだ。
心のざわつきを治める努力もいいけれど、
どーーーーーうしようもない時だってあるじゃない。
それを弱さ認定してそこに留まるくらいなら、
逃げる弱さも認めてやろうと思う。
何を選択してもいいのだから。
そこから起こることすべて自分で引き受けるのだ。

点と点の結び方は、結びながら覚える。
間違えたら消して、今度は違うルートで結んだらいい。


今日はここまで。
少しずつ。
生き切るなら焦らなくていい。

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