3か月babyとの初の飛行機。沖縄へ。
GW明けの梅雨入り直前の沖縄に3か月になったお子を連れて初めて旅行をした。
羽田までの電車移動に、初めての飛行機、那覇空港からホテルまでの2時間強のドライブ。
生まれて3か月しか経っていないヒトには結構過酷な移動だったと思う。
生後6−7か月ごろになるころには、夫に同行するためヨーロッパへの13時間余りのフライトを耐え抜く必要があるため、私としては、その前哨戦の位置付け。
お子よ、飛行機が苦手じゃありませんように。。
お子との移動する時に毎回思うことは、これまでいかに自分がエレベーターの位置や、バリアフリー、子供がいる人たちに対して無頓着であったかということ。。
空港や機内では、ありがたいほど(むしろ優遇され過ぎでは、と心配になる程)赤子連れに優しいシステムになっているが、電車はまだまだ。エレベーター設置などは工事を伴うのですぐには改善できないのは致し方ないが、沖縄までの道のりで子連れ(バリアフリー)への配慮の差をさまざまな場面で感じた。少子化と叫ばれてる時代であっても、まだまだエレベータ待ちをするベビーカー軍団が多くいる。子連れへの過剰なサービスは不要だが、バリアフリーを自然に享受できる社会になってほしい。
話が逸れたが、羽田ー沖縄便の機内の後部座席には子連れファミリーばかり。泣いている赤ちゃんをあやすために立ち上がって屈伸をしている戦う同士に遭遇した。これまで幾度となく飛行機に乗っているのに、気が付かなかったなぁ。
赤子と飛行機に乗る同士に向けて、お役に立つかはわからないが、我々の今回の体験を記しておくことにする。
羽田空港まで
フライトは朝8時30分。国内線なので1時間前に羽田に到着していれば良いが、お子を連れての初飛行機とのことで、7時に羽田着とすることに。
GW最終日の早朝とのことで、朝のラッシュはなく快適。
飛行機で寝てもらえるように、電車の中ではベビーカーのシェード(幌?)を下げずに、お外を見て、できるかぎり起きていてもらうようにした(途中で寝たけど)。
浜松町駅の乗り換えが厄介。
エレベーターに乗るには駅員さんに声掛けをして、案内してもらう必要あり、との情報がネットに上がっていた。
実際には、JRからのモノレール乗り換え改札の手前に、エレベーター利用者用の改札がひとつあった。その改札を通ってモノレール乗り場につながるエレベーターに乗り込む、との構図。ネットで見た情報より、工事が進んだのか、分かりやすくはなっている印象。
ただし、我々が利用した時間帯は、改札がモノレールからJRに乗り換える人用の向き(つまり逆向き)になっていて、入れず。
駅員さんを探して改札の向きを変えてもらい無事、エレベーターにてモノレール乗車口へ。
羽田への玄関口で、大荷物を持った人が多いのになぜこうも不便なのか・・・。車椅子、ベビーカーユーザーにとって、旅行用の荷物がある中で、駅員さんを探さないとエレベーターに乗り込めないのはかなりのストレス。
スーツケースを持った観光客が大勢エレベーターに並んでしまうと、通常の改札口を完全に塞ぐことになってしまうから、基本は使えないようにしているのだろうか・・・。いずれにせよ改善してほしいところ。
バシネット(ベビーベッド)
一定程度の大きさの飛行機のだと、10kgくらいまでの乳児が使用できるバシネット(=べビーベッド)を座席の前に取り付けることができる(要予約。無料)。我々が利用したANAの羽田ー沖縄線は、バシネットの使用が可能とのことだったので、事前に予約をした。
(私は電話で予約したが、LINEでもできる様子。
https://ana-support.my.site.com/jajp/s/article/answers602ja)
バシネット利用者は、羽田の有人のカウンターにてチェックインをする必要があるとのこと。我々の出発日はGW最終日とのことで、出発時の空港が混んでいなかったから良いものの、混雑期だと結構な時間ロスになると思われるので、利用者は余裕を持って羽田に到着したいところ。
また、ベビーカーは無料で預け入れ可能とのことで、チェックインカウンターにてベビーカーを預け、空港内で利用できるベビーカーに乗り換えた。
なお、預けるときは、折りたたむだけでOK。そのあとはカウンターにてビニールをかけてくれる。ベビーカーの見えやすいところに何かしらの目印をつけておくと到着後の荷物受け取りの際に見つけやすいのでオススメする。我が家は目印をつけておらず、焦りながら荷物番号の照合を行いながら回ってくるベビーカーを確認することになった。
保安検査
優先レーンあり。ベビーカーを押していたら、そちらに誘導され、全く混んでいないレーンにて保安検査をしてもらった。その日は空いていたので、「長蛇の列を横目に・・・」にはならなかったが、通常レーンがすごく並んでいる時であれば本当に助かったのだろう。
むしろ一般の方に申し訳ないくらいの厚遇だな、と思いつつ、ボーディング前にオムツ替えやら、授乳やらが必要になるので、子連れの一行がスムーズに保安検査を終えることは、その後のフライトでその他の乗客に迷惑をかけないためにも必要なのだろう、と思うことにする。
搭乗ーバシネット装着
保安検査を終了した頃、お子が泣き出したので、授乳。保安検査抜けてすぐのトイレに授乳室あり。離陸後の耳抜きをするために授乳をしたいと思っていたので、搭乗前は、片方のおっぱいのみで我慢いただく。
搭乗。
座席前にバシネットがついていなく、CAさんに確認したところ、
離陸後、シートベルトサインが消えたのちにバシネットを装着することになる、との説明を受ける。
お子は、朝早く起きていたのもあり、離陸前に就寝。耳抜きのために授乳したかったがテイクオフのタイミングでも寝たまま。シートベルトサインが消え、CAさんがささっとバシネットをつけ、ブランケットを敷いてくれた。お子はぐっすり寝ていたので、ありがたくそこに寝かせる。耳抜きはしなくても大丈夫だった様子。
バシネットはこんな感じ。
3か月で7kgちょっとの大きめベビーにピッタリサイズ。今後寝返りをし始めるころには、もうバシネットは使えなさそう・・・。
着陸前ー機内でのオムツ替え
着陸前にバシネットを取り外すことになっていたが、気流の関係で早めにシートベルトサインがつくとのことで、1時間程度で外すことになった。お子は外すちょっと前に起きてしまい、少しぐずったので夫が抱っこで寝かしつけ。
このタイミングでオムツを変えたかったが、早めに着陸前のシートベルトサインがつくとのアナウンスがあったため、トイレが混雑していた。
一瞬の隙を見てトイレに並ぼうと立ち上がるもすぐにまた列ができてしまっていた。その様子を見たCAさんが、ひとつトイレを確保してくれ、おむつ台も広げて準備をしてくれた。ここでも優先対応をしていただき、他のお客さんとの関係では申し訳ない、と思いながらも大変助かった。CAさんたち、どうもありがとう。
オムツ替え台は小さめで、動く赤ちゃんならおむつ替えも一苦労、もしこれで大量💩していたらかなり大変だな・・・という印象。
着陸の際は、耳抜き兼ねて、授乳を。
ランディング時のGが結構かかったので、授乳しながら体制を保つのに結構気を使ったし、子も着陸時の衝撃に少しびっくりした顔をしていたが、そのまま吸い続けてくれた。吸わせながらの離陸は、Gと揺れで下手したら食いちぎられてしまう危険性が結構あるなと思った。次回からは、着陸直前には授乳をやめて、しっかり子をホールドしておくようにしたい。
そんなこんなで無事、那覇空港着。
前述したとおり、荷物のターンテーブルで、自分のベビーカーを判別するのに手間取った以外は、機内でおむつ替えも授乳も終わっていたので、そのままレンタカー屋までの送迎車にスムーズに乗り込むことができてありがたかった。
ちなみに帰りはバシネットの予約が取れなかった。
バシネット装着不可の席だと、座席と座席の間の肘掛けを上に上げることができるので、肘掛けを上げ、私があぐらをかき、その間にお子を横にならせて寝かした。ただ、それも長時間だと結構きついし、子も寝心地が悪そうだったので、やはりバシネットに入れるうちはバシネットに寝かせたほうが両者にとってハッピーだろう。
なお、帰りは機内で結構ぐずってしまったが、周りは子連ればかり。いろんなところから赤ちゃんの泣き声が聞こえたり、後ろで屈伸して寝かしつけている同士もちらほらいたので、気が楽だった。
以上、あくまで我が家の簡単な記録だが、同士の参考になる部分が少しでもあれば幸いである。
往復の移動にはかなり気を使ったが、沖縄での滞在の思い出はプライスレス!
初めての海、初めてのプール。まぁ子は何も覚えちゃいないだろうけど、いいんです。
子と一緒の旅行は、これまでの旅行とは見える世界が全く違うものだった。
同士の皆よ、赤子との楽しい旅行を!
ボンボヤージュ。
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