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初めましてと産後ケアで思ったことあれこれ。

子どもが産まれて2か月が経とうとしている。早い。

こんな調子で時が経ってしまうのであれば、いくらでもあると思っている育休もあっという間で、またすぐ社畜に戻ることになるのかもしれない。。
怖い。
やりたいことはまだまだたくさんある・・具体的には検討中だけど。

ということで手始めに備忘録として子育てを通じて思ったことを書いてみたいと思う。とにかく記憶力が悪い私。これを通して貴重な乳児時代の記録と、社会的つながりを保てたら・・・と思っている。

と前置きが長くなったが、

この2か月間、夜通し寝ていない。
「眠らせない」というのは拷問の種類にもあるわけで。世のお母さん(ミルク対応のお父さん)たちは、2か月どころか6か月(なんなら1年?)ぐらい頻回授乳や夜泣きの対応で夜通し寝ていない日を更新し続けているわけで。
それは狂気の沙汰であると言っていいと思う。
我々は可愛い顔をした赤子から積極的に拷問を受けているといえるのではないか。

ということで、ここはひとつ、ありがたく産後ケアを利用して体力を回復させようと思った。

それぞれの市区町村によって、補助が出る日数が異なるものの、私は1泊2日、自分が出産したクリニックで産後ケアを申し込んだ。

結論:赤子離れしていない社畜な私は、うまく使いこなせなかった。

いやぁ。もっとちゃんと頼って、預けて寝ればよかった。と終わってから悔やんでいる。

恐らく敗因は、
①勿体無い精神(せっかくの自分時間なので色々やりたい)を発動させてしまったこと、
②社畜精神とでも言おうか、少し余裕が出てきたら、預けているのがなんとなく申し訳ない気持ちになり(対お子+対助産師さん)、すぐに引き取りに行ってしまったこと、の二点。

1点目についての例としては、せっかくきれいなクリニックにいるから、とまだ産んでから会えていなかった友達に声をかけ遊びに来てもらったこと。
子どもができてわかったのは、たかが30分程度の面会であっても、朝から授乳のタイミングを調整し、何時ごろ起こし、おっぱいを何分くらいあげ、おむつを変え・・など実は緻密な調整が必要で、簡単ではないとのこと。

友達とは会えたことはよかったけど、それにより自分のシャワーのタイミングを夜遅めに設定せざるを得なかったり、預けて寝ていた子を起こして機嫌を損ねながらおむつを変え・・などの対応が必要になってしまい結構疲れた。
<ちなみに乳児がいる友達を訪問する際は約束の時間から15分早くても遅くても緻密に調整していたタイミングがずれてしまうということを訪問者は知っておくべきだと思った。少なくとも子を産むまで私はその辺の配慮が全くできていなかったなとの反省をこめて。>

2つ目については、寝ようと思っていても、自分の子の泣き声が聞こえた気がして、気になって眠れなくなり、すぐに引き取りに行ってしまった、というもの。自分が出産したクリニックなので、助産師さんの忙しさをなんとなく認識していることもあり、ずっと泣いているのはお子もかわいそうだし、助産師さんも大変だし、自分で対応しようと思ってしまったのだ。

実際には、お子は新生児ちゃんたちがたくさんいる部屋の中でもきちんと眠っていたらしく、私が迎えに行ったことで途中で起こされ不機嫌になり、その後の寝かしつけに苦労する、ということが何度か発生してしまった。その度に、嗚呼、迎えにいかなければよかった、と部屋で一人お子をあやしながら、子離れできていない自分を呪ったのに、それを何度か繰り返してしまった。

夜も眠れず・・・

夜は一度だけミルクをお願いし、6時間くらいまとまった睡眠時間をもらうことにした。が、ひたすら悪夢を見た私は、結局ろくに眠れぬ夜を過ごした。私の身体はもう3時間の授乳のタイミングで起きるようにセットされている上に、お子が近くにいないと安心して眠れなくなっている模様。

会社へのご奉公をお休みさせてもらった代わりに、今度はその対象をお子に切り替えて全身全霊仕えているらしい。

ゆっくり夜通し寝て体力回復を、と思って利用を決めた産後ケアだったが、睡眠時間はいつもとほぼ変わりなかった。まぁ、3食プラスおやつがきちんと時間どおりに出てくるほか、授乳や育児のアドバイスをもらえたのはやはり大いに参考になり、良いリフレッシュになった。

このような制度が気軽に利用できるのは本当にありがたい。ありがとう、東京都、ありがとう区長さん。

これから利用するママたちは是非、赤ちゃんは最初はぐずるかもしれないけど、ママがいなくても大丈夫、少しくらい泣いてもかわいそうじゃない、助産師さんたちが面倒を見てくれると信じ、この制度の目的である母体のケアをきちんとできることを願う。

なお、助産師さんに伺ったところ、我が子がぐずったり、ギャン泣きした時には、おしゃぶりや音の出るプーさんのぬいぐるみなど駆使していたほか、タイミングによっては沐浴をしてしまう、との技を使い、長時間泣かせずにさっさと落ち着かせてくれていた模様。さすが常に赤子を扱うプロ集団。そして忙しい最中、少し抱っこもしてあやしてくれていたよう。どうもありがとう。

もっと頼ればよかった。

帰宅後、お子が隣にいることでぐっすり3ー4時間寝れた。今から子離れが不安になるね。

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