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インド人のお腹を壊さない飲食店の選び方がワイルドだなってお話。

おはよう、こんばんは、ナマステ。


今回は、インドに来て最初の頃のお話です。

インドに初めて来るときにまず心配なことは、お腹を壊すことじゃないでしょうか?


この記事を読んでくださっている皆さまの多くは、おそらく私と同じで世界一清潔な国、日本で生まれ育っていると思います。

そんな私たちにとって、インドで食べ物を食べることって第一の難関(?)ですよね。

本場のインド料理は食べたいけれど、ローカル料理店や屋台は大丈夫?
フレッシュジュースは?生野菜は?etc…
心配になりますよね。


初期の私は、気をつけるように注意されていたのもあり、外食するときは誰かから教えてもらった安全だとわかっている場所でしか食べませんでした。


けれど、そうこうしているうちに
「誰がどうやって、そこが安全だって知るのかな?」
って気になっていたんです。

そこである日、食べることが大好きなインド人の学生さんに、
「インド人はお腹を壊すお店と安全なお店をどうやって見分けているの?」
と聞いてみました。


すると返ってきた答えに、びっくり。

「食べてみて、お腹を壊したら次から行かない。」

でした(笑)


ワ、ワイルド〜、、、(驚)

この返事を聞いた時は、ちょっと引き気味に(笑)インド人すごいなって思いましたが、実は大事なことが隠れているのかも。


失敗を恐れないこと。失敗から学ぶ姿勢

彼らには、これが自然と身に染み付いている。

私たちは、お腹を壊さないことを”前提”に、最初から石橋を慎重に叩いて渡りがち。
最初から成功を狙っている。

でも、失敗からこそ、学びと成長があるんだよね。


トライしてみなければ、ずっと同じ味に留まることしかできないもの。

まずは食べてみて、お腹を壊したら、そこがどんなお店だったのか考えて、次からそうじゃないお店に行けば良い。

今度はお腹を壊さなくて美味しいお店を見つけられる可能性が高くなりますね。


それはすべてのことに共通。

なにかと勢いのあるインド人たちのあのパワーは、失敗を恐れずに、どんどんトライしてしまうところから来ているんだなぁ。
なんて、思ったのでした。



たまたま通りかかった屋台ですが、まさに揚げたてだったのと、お店の親子&お客さんのバイブスが良かったのでトライしてみたら新しい味に出会いました(次の写真参照)。


サモサの中身は普通スパイス味のジャガイモベースですが、中から出てきたのはなんと、インド版焼きそば・チョウメン!
焼きそばパン的ノリの悪魔的スナックでした。


お腹を壊さないお店を見極めるもう一つのポイントは、お客さんで賑わっていること。
人気店は美味しいだけでなく作りたてなのでお腹を壊しにくい。
ちなみにみんなが食べているドーサのお店は写真に写り切っていない手前側。
人気のドーサ屋さん。どんどん作ります。



トライ&エラー。
大失敗してもめげない心の強さも、インド人から学びたいところです。


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