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この4カ月のチャレンジと、一歩を踏み出す3つのコツ

「自分コンテンツ」を模索したいと考えている2023年。

「案件をもらってライティングを行う」という業態ではなく、
自分が起点になるサービスを作る。
きちんと続けられるようにマネタイズする。

そんなチャレンジをしてみたいと思っています。

自分のビビリな部分も、ずぼらな部分も知っているので、
昨年末には手帳を使ってどんな動きを積み重ねていくか、
ざっくりと週単位のイメージまで落とし込んでみました。

その結果、4月末までの4カ月で、
4つの新しいチャレンジを実現。

今日は自分への備忘録も兼ねて、
ここまでの取り組みを振り返ってみようと思います。

1~4月 自分コンテンツ実験状況


① 書く講座「ライティング研究会」

所属するコミュニティ「自分軸手帳部」の仲間から
ご要望を受けたのをきっかけに、
「書く」にまつわる講座を開講!

ライターとして、「自分が書く」一辺倒だった私が
始めて誰かに「書く」を教える(ってほどでもないけれど)。
しかも有料で。

果たしてどうなるのか…不安しかなかった準備期間。
5人くらい来てくれれば…と募集したところ、
3回の開催で、約80名の方々にご参加いただく展開に!


② 書くを習慣にする「#書くチャレ」開催

「軽やかに書くマインド」を中心にお伝えする場が、
先述の「ライティング研究会(以降:ライ研)」。
そこで温まった気持ちが冷める前に、
確実にアクションに移してほしい……。

そんな思いで企画したのが「#書くチャレ」
約2か月間にわたってみんなで書いてみるという無料のお祭りです。

ライ研参加者に限らずどなたでも参加OKとしたところ、75名超の規模に!
そして、noteだけでも720本超の投稿が……!
(これはもう、noteからインセンティブを頂いてもいいレベルですね。←) 

#書くチャレ 中のみなさんの記事はこちらから

個人のブログやSNSで書くチャレを展開してくださった方もいたり、ハッシュタグが漏れている方もいらっしゃることを考えると、この数以上のみなさんの「書く」があったはず!

③ #書くチャレ伴走企画 有料音声配信 全16回

先ほどの「#書くチャレ」では、
私は全ての記事を必ず読んだり
添削したりはしない!!と公言してスタートしました。

とはいえ、もちろん完全放置にするつもりはなかった。
……のですが。

想像以上の参加者数。
そして想像以上に軽やかに書き続ける人々が続出。
――もはや手が回らない!(チーン……)

そんなときにビビッときたのが、
ライ研参加者のノンノンさんからのアンケートコメント。

美穂さん音声配信してないんですか?
あるなら毎日聞きたい!

注:かなり要約してます

実は私、音声配信黎明期の数年前に、そこそこやってたんですよ。
既に土台はある。これ、いま使えるんじゃない???

ってことで、見切り発車で始めたのが「書くチャレ伴走企画」。
軽やかに書くためのヒントを週に2回(全16回)発信
しました!

こちらはメンバーシップ放送(=有料)。
ライ研を有料で受けてくださった方がいる中で、
「書く」にまつわる自分なりの経験を追加で発信するのであれば
こちらも有料にするのが筋では…という自分なりの考え方です。

余談ですが。
stand.fmのメンバーシップ放送、いろんな手数料が間引かれます。
私もそこはわかっていつつも計算はザルなので(笑)、
リスナー側の感覚に立ってなんとなく500円/月の価格設定にしてみました。
この場合、実際に私の手元に入ってくるのは約300円です。
もし音声配信収益化を考えている方がいらしたら、
結構ごっそり持っていかれるのでご注意を。

④ 添削サービスモニター開始

さらに。
実は、ひそやかに「添削サービス」も実験中です。
こちらはライ研ご参加者を対象に、
ご自分の文章を数回提出いただき、
私なりの添削をお戻しする
、というもの。

ライトな気持ちで「ひとこと添削」と銘打って
モニター価格で若干名募集しましたが、
やってみると「最大限の気づきをお戻ししたい」と、
全力で添削したくなってしまう自分に気づきました……

まっっっっっったく、「ひとこと」ではない。(笑)

正直なところ、1本あたり1時間以上かけて添削することもザラで……
これは私の経験不足や
力の抜き方が下手というのにも起因していそうですが。汗

でも、モニターのみなさんが
とても真摯にご自分の中にエッセンスを吸収しながら
進化していくご様子が私自身の大きな喜び
でもあるんですよね。

(もしニーズがあれば、継続的なサービスにしていきたいと思いつつ、
 上記のような状況なので、
 価格は跳ね上がってしまいそうです…ごめんなさいmm)


走ってみてわかった!3つの気づき


私は誰かが用意してくれた新たな場所には
ワクワクさえ感じればすぐに足を突っ込むタイプでありながら、
自分で「場」を用意するとなるとたちまち及び腰になるタイプ。

(他人からはそう見えないかもしれないけれど、
 自分の中では相対的にそんなドキドキを秘めている)

だから、週間計画まで立ててはみたものの、
果たして自分が実行するのかという点において、
限りなく怪しいと思っていました。

けれど今回、ちょうどこれらの取り組みに向き合うタイミングで
受けていたのがコーチング。
コーチとの約束を果たそう、という意識が後押しになり
気づけば想像以上のアクションを起こすことができました。

さらにコーチが立ててくれた問いのおかげで、
「自分はどんなことをやりたいのか」だけではなく、
「自分はどんな環境であれば踏み出しやすいのか」という
実行の再現性を高める方法
にもアンテナが立ったのです。

▼ 私がお世話になったコーチはさとうちひろさん

そんな目線であれこれ観察しながらやってみたときに、
自分プロジェクトを遂行するにはいくつかのコツがありそう。

具体的に、この4カ月で得た個人的「3つの気づき」はこんな感じ。


気づき その1:
「私なんか」はいらない。 
見るべきは、外野ではなく、
相手と、そしてその人の目線の先。


ストレングスファインダーで「最上志向」上位な人間にありがちな
「私よりもっとすごい人はいるし」
「私なんかがおこがましい…」
という思考に陥りがちな私。

ですが、そこでコーチに言われたのが……
「みなさんはどうして美穂さんに教わりたいと思うのでしょう?」

たしかに。
「私」の講座に興味をもって下さる方がいらっしゃるという事実。
書きたいから講座を探していたのではなく、
私がそんな計画を立てている、と聞いたから
モチベートされている方々が、どうやらいるらしい――
この事実をどうして疑う必要があろうか!

「私の方がいい講座を作れるわ」
「あんな内容でよくお金を取って教えるだなんてよく言ったもんだわ」
……そんなことをいう人がいるのであれば、言わせておけ。

上や外野を見て、怯えるなかれ。
私を必要としてくれているお相手を、
そしてそのお相手が見ている先を見つめるべし。



気づき その2:
大きな一歩はいらない。
地続きの変化を設計する。


私は自称・ビビリなのですが、
行動力はあるように見られるし、
実際に活動量は多い。

「動けるシーン」と「足が止まるシーン」の違いを見ていったとき、
コーチが生んでくれたキーワードが「地続きの変化」。

大きな目標に向かってハードルをぴょーん!と飛び越えるのは苦手。
長い道のりを描きジリジリとそこに近づく、というのは飽きちゃいそう。
でも、「今」の状況を数ミリ変化させるようなチャレンジは
思い付きベースで後先考えずどんどん取り組めてしまうタイプ。

・見知った相手(&私を知ってくれている相手)に対して
・「実験」と宣言して
・小さく始めてみる
というのが、新たなチャレンジに踏み出すための秘訣
になりそう……!



気づき その3:
身近な声に耳を澄ませる。
変化が見える相手にコミットする。


私、正直、「教える」とか「添削する」ということで
自分が喜べるのかが謎だったんです。
「自分が書いたものに対して反応が返ってくる」ことが喜びであり、
誰かの成長とか、正直どうでもいい類の人間かと思っていました。

けれど、今回取り組んだ①~④のいずれの自分コンテンツも、
ちゃんと自分が楽しい!

私の場合、
「誰かの成長」をモチベーションにすることはなくとも、
「自分がかかわったことで誰かが変化する」ことに
喜びを感じることができる。
――「変化を与えるきっかけ」がそこにあるかどうかがキモ
だった!

さらに、ライ研や音声配信のように、
「身近な人のニーズ×自分の興味やワクワクをベースに
 自分ができることを差し出す」というのが
得意であり喜びになる
ということも発見。

これに気づいたときに、
前職を退職したときのことが蘇りました。

かつて経営企画に人事として携わっていた時、
多くの期待をかけていただいたのですが、
周囲の期待値と自分のモチベーションが
年々乖離してくのが苦しくて、退職を決意しました。

印象的だったのは、
慰留の面談の時にかけられた上司からの言葉。
「やれるかどうかでいったらやれるけど、
 やりたくない、というのが矢島の答えなんだろうな」

会社も人も素敵で大好きだったし
社会的意義も頭で理解していたけれど、
本質的な実感や喜びが得にくかった。

それは、自分の存在が目の前の人に作用している
というエッセンスがそこに見いだせなかったからなのか!
そして、組織を任され足場を固定されながらコミットを求められる、
ということに息苦しさ
を感じたからなのか!!

自分が思い入れを持つことができ、
私を必要としてくださる相手の声に耳を澄まし手を差し伸べ、
そのお相手の喜びや変化を目の当たりにできること。


これが、私にとってとても大事だということを、
この4カ月間でみなさんが気づかせてくれました。


5月から、どうする?


さて、そんな気付きを胸に迎えた5月。

「美穂さんは、目標志向に火をつけるとスピードがアップすると思います」
というコーチの言葉に素直に従い、
年間計画(5月以降真っ白だった(笑))も引き直しましたし、
「自分コンテンツ」関連の実験を引き続き繰り広げたいと思います。

具体的には…

●ライ研&書くチャレ の定例開催
●添削の正式サービス化

その他にも、

●有料note販売
●ライ研メンバーのカジュアルオンラインミーティング(?)

など、できたらいいなぁ・・・など。


この4カ月は、私にとって本当に喜びだらけの日々でした。
そして残り8カ月は、みなさんともっと喜びを味わっていきたい!!
そんな風に思っています。

私の実験を見守り、お付き合いくださるみなさんに、
心から、ありがとう。
これからも、どうぞよろしくお願いします!



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