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ナイトウォーリー

率いるSoul Mate Recordの京都支部の
シンガロンパレード が47都道府県ツアーを2019年10月にスタートさせ、
全国各地をバンドワゴンで回り続けている中、年が明けて九州シリーズが開幕した。
(去年はこの時期に鶴が全県ツアーの3周目で九州だったのでまるでデジャブ。)


私は先週末、宮崎と鹿児島公演にスタッフとしてお手伝いにいってきた。


どうしてもこのことは書き残しておきたい。
誤魔化すことなく単刀直入にシンプルに書こうと思う。

2日間とも出演していた、名前は知っていた、
初めて観た、宮崎のベランパレードというバンドが
とてもとても好きだった。

(パレードはパレードでもシンガロンパレードの記事と思いきや・・・
シンガロンのことが好きなことは大前提です。また別記事で。)


ステージ上のメンバーを見ていると、4人で演っていること、音楽を奏でていることが「とても幸せ!!!」と言わんばかりの多幸感で満ち溢れていた。先頭をきって、唄や言葉を届ける歌王子あびくんは確かに誰よりも前で、大声で叫びながら先陣を切っているのだけど、それを見守り奏でる、モッコリゆりえちゃんkotaくん3人のあたたかい眼差しが優しさの塊だった。


上手くできなくて凹むことも、失敗することも、とんでもないことをやらかすことだってある。いつからかなんにも完璧じゃないのに、"上手く"いってるような顔をして生きるようになった。私たちはいつだって不完全でしかないのに、そんなことないよって顔で生きている。
でも、ベランパレードを見ていたら、隠さずに、ダメな私のままで生きてもいいような気がした。ありのままでいるステージ上で、彼らのままでいる彼らが、ピッカピカでかっこよすぎた。私にはとてもとても眩しくて、音楽もとても好きだけど、目の前にいる存在そのものが心に刺さった。


「ああ、私もこんなふうに生きたい。」


曲に合わせて片手を掲げ叫ぶフロアの中、
私は完全にぼーっと彼らに見とれ、よぎった言葉。

私はよくライブを見ながら頭に言葉がよぎる。
との「仕事をいっしょにしたい」や「これからを支えるスタッフになりたい」もそうだ。きっと、ありのままでいる人たちをみると、正直にならざるをえないのだと思う。

あとでわかったことは、あびくん以外の3人は同級生(あびくんは1つ下)、みんなほぼいっしょ。それはもう、刺激でしかない。宮崎に続いて鹿児島も好きだった。「かっこよかったです!!!」と、本人たちにも伝えたしCDも購入した。

福岡に帰ってきた。CDを開けた聞いた。ずっとずっと聴いている。
なんなら、もうイヤホン付けてなくても「ナイトウォーリー!ナイトウォーリー!」というフレーズが頭から離れない。もうただのファン。


ロックの泥臭さが私は好きだ

あなたはそのままのあなたでいいんだよ

そうやって、いつだって肯定してくれているから。


音楽との出逢いもタイミング
「遅すぎることはない」ね。

幾度と助けられてている音楽のように、

私が生み出し、誰かを助けられるものは一体なんだろう。

まずは私を生きるのだ。


好きが増えると大変だと制限していたこともあったけど、
もうやめよう。大開放。



ベランパレード

Vo&Gt 歌王子あび
Dr&Ch モッコリ
Ba&Ch ゆりえちゃん
Gt&Ch Kota Kamimura


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