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リモートワーク終了。年明けから出社に思う。

私の会社はアメリカのCEOの意向で、「出来るだけ早期にフルでオフィスに出社するように」という話になっており、コロナが落ち着いている日本オフィスは年明けから週3日出社することが決まりました。

アメリカやヨーロッパではオミクロン株の流行で急激に感染者数が伸びていて、フランスでは週3日の在宅勤務義務化になるようですが。。。

ジャン・カステックス(Jean Castex)仏首相は27日、新型コロナウイルス流行の第5波に対応するため、企業に対し従業員に週3日以上の在宅勤務を義務付けるよう命じると発表した。在宅勤務が可能な職種が対象で、年明けの1月3日から少なくとも3週間にわたり実施される。

 フランスでは、変異株「オミクロン株」の感染拡大により、医療体制が再び逼迫(ひっぱく)する恐れが出ている。25日には1日の新規感染者数が10万人を超え、過去最多を記録。専門家の多くは、感染者数が今後数週間で急増すると警告している。
(AFP BB News)

リモートワークではイノベーションが起きづらいと言われていますが、私は必要な会議の日だけ出社という形がベストなのではと考えています。
今の会社では、三密を避けるため、当面各部署別々の曜日を決めて出社するというルール。これでイノベーションを起こせる環境になるのか、疑問です。

ソフトバンクのFuture Strideの記事によると、リモートワークを継続したい従業員と廃止したい企業。その乖離によって従業員の離職に繋がる可能性を指摘しています。
やはりディスカッションやブレストはオフィスで集まって議論。それ以外は自宅で作業が困難な社員には、会社より近いコワーキングスペースを提供というようなアプローチを提案しています。

例えばディスカッションやブレストなどはオフィスに集まってざっくばらんに会話をした方が効率的です。また、第3のワークプレイスとしてシェコワーキングスペースを活用することで、Web会議が多い日は家族に迷惑をかけるのでオフィスよりも近いコワーキングスペースで業務をするなど、従業員のライフワークバランスを担保しつつ生産性を高める働き方を実現できます。それがこれからの時代に求められる「ハイブリッドワーク」なのです。(Future Stride)

企業には柔軟性が求められていると思いますが、どれだけの企業が対応出来るのか。
エッセンシャルワークは難しいとしても、今までリモートワークが成り立っていた企業は、本気で従業員の働き方について考えていかないと、場合によっては多数の離職に繋がりかねないでしょう。

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