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憧れのシチリアのワイナリー「プラネタ」メーカーズディナー@Trattoria da KENZO 横浜馬車道
昨夜は、私の大好きな横浜馬車道のイタリアン「Trattoria da Kenzo」さんで、ずいぶん前から楽しみにしていたシチリアのワイナリー「プラネタ」のオーナー アレッシオ・プラネタ氏が来日するメーカーズディナーがありました。
私はこの「プラネタ」のワインが大好きで、次にシチリアに旅行した時は、このワイナリーでアグリツーリズモをしたいなと思っているくらいで、本当にこの日を待ち望んでいたのでした。
ドレスコードで何か白を身に着けてくるように、というのがあったので、白とブルーのワンピースに宮古島で買った白い貝のピアスをして行きました。
到着すると、SOLD OUTと書かれたアレッシオさんを全面に打ち出したポスターがお出迎え。このイベントは50名限定だったのですが、私が一番に予約したそうです(笑)。
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SOLD OUT!
その私の気合いを組んでくださってか、なんとアレッシオさんやインポーターの日欧商事の社長さん、有名ソムリエの方々などと同じ席に座れるというとてもラッキーな席に配置してくださって、テーブルに着くなり感激!
そして、席に着くなり早速、プラネタのスプマンテを注いでいただき、スタートまでの時間をゆっくり過ごしました。
グラスがFERRARIなのは、インポーターの日欧商事さんがFERRARIも扱っているからだと思います。
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この「ブリュット・メトド・クラッシコ」はカリカンテというブドウをエトナで栽培したものを使っているそうです。
とてもフルーティでありながらキリっと辛口で、じめじめした暑い日没にぴったりのスプマンテでした。
そして最初に運ばれてきたお料理は、
「フルーツトマトのブルスケッタ」と「スモーク鰊(にしん)のトルタ・サラータ」
プラネタ社はオリーブオイルも作っているので、そのオリーブオイルをかけていただきました。
実は、私はこのプラネタ社のオリーブオイルを自宅でも使っています。
もはやジュースのようなとてもフルーティなオリーブオイルです。
トルタ•サラータには、スモークした鰊とジャガイモなどを混ぜたものがパイのような生地に包まれていて、スプマンテとの相性が抜群でした。
ブルスケッタは下に敷かれたパンがカリカリで、そこにとてもニンニクとバジルで香り付けされたフルーツトマトが乗って、食欲をそそる一品でした。
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そして次のワインは、こちらもエトナでつくられた、その名も「エトナ・ビアンコ」。
こちらもカリカンテというブドウを使っているそうです。
今でも噴火を繰り返しているエトナの土壌でつくられた白ワイン。適度なミネラル感があり、すっきりとそして酸味も感じられるので、キリっと冷やしていただくと本当に美味しい。
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そして、メニューに載っていなかったのですが、この日のために特別にとKENZOシェフが五島列島から取り寄せた特大の生ガキです。
大きい牡蠣なのに、味がとても濃厚でクリーミー。
この大きさですが、私のiPhone13 Proと同じくらいありました!
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次のお料理は
「クスクスとトンノ・デル・ケンゾー」
クスクスはサフランで炊かれていて、その上に12時間くらい煮込んだというホロホロになったマグロが乗っています。
そして、上にアーモンドやピスタチオが掛かっています。すべて、シチリアを思わせる食材を使っていますね。サフランの香りがマグロと調和していて、そこにナッツの食感も楽しめるという非常に手の込んだお料理でした。
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そして、お次のワインは「コメータ」です。
このコメータは”彗星”という意味なんだそうです。
前から、プラネタ社のプラネタって”惑星”という意味を持たせて付けたんだろうなと思ったら、プラネタはこのワイナリーのオーナーの苗字だそうで、プラネタ家のワインなんだそうです。
勝手にずーっと、”惑星”というワイナリーだって思い込んでました。素敵な苗字ですよね。
この「コメータ」ですが、カンパーニャの古代品種であるフィアーノというブドウを使っているそうです。
しっかりとしたボディで樽感もあるので、ソムリエさんに聞いたところ、樽熟成10%、ステンレス熟成90%ということでした。
この白ワインは、先ほどのクスクスとも合うし、次に出てくるお料理とも非常に相性が良かったです。
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次のお料理は、
手打ちブシャーテ 天然エビのトラパニ風
これは、細い棒にくるくると巻き付けて作るシチリアの手打ちパスタで、スタッフ総出で、ランチの営業を休業にしてみんなで巻き巻きして作ったという気合の入ったパスタです。
ぐるぐるとしているので、この濃厚なエビのソースと絡まって、非常に非常に美味しかったです。エビのプリッとした食感と手打ちパスタのもちもち感。「コメータ」のワインと非常に合いますし、次に登場するワインとも相性が抜群でした。
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ちなみに、シチリアで食べた方のブログを発見。本場シチリアより、昨日食べたものは具が豪華ですね。
http://buonaforchetta.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/busiate-72fb.html
次のワインは、こちらのワインの看板と言ってもいい「シャルドネ」です。
このワインを飲んで私はプラネタのファンになったのです。
フレンチオーク樽で熟成された、非常に上品で、いつまでも飲んでいたいシャルドネです。
こちらは2020年のものですが、この時飲んでも本当に美味しかったですが、もっと寝かせても楽しみなワインです。
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そして、次のお料理が来る前にこちらのお店で修行中のイケメン、ショーン君が食材を持って登場!
メカジキです!
ショーン君を生で見るのは初めてでしたが、本当にイケメンでした!
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そして、出来上がったお料理
「メカジキのビステッカ」
付け合わせのカポナータと、パプリカのソースとの相性が抜群。
また、シャルドネのワインともとっても合います。
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そして、メニューに載っていなかったワインが登場!
私は、このワインが出てくるんじゃないかととても楽しみにしていたんです。
最初にお店の人やインポーターさんに聞いたときに、「なんのことでしょう?」的に言われたのですが、きっと、ワイナリーのオーナーがやってくるから飲めるかもと思っていたら、本当に飲めた!!
「ディダクス」
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このワインは古樹のシャルドネから作られているので、年に6000~7000本しか作られず、シリアルナンバーが入っています!
アレッシオさんが話されていたのですが、2年前にお亡くなりになった、今のオーナーのお父様が、小さいころにお爺さまから悪さをしたときに呼ばれていた名前が「ディダクス」だったそうで、そこから名づけられたそうです。
詳しくはこちらに書いてありますね↓
同じシャルドネですが、先ほどのシャルドネとは全く違う味わい。ちょっと飲んだことのないシャルドネです。
香りも何か香水のようで、酵母も感じる。いろんな要素がギュッと凝縮された素晴らしいワインでした。
このワインが飲めたことに感動!
そして、登場したお料理は
「伊勢海老のカタラーナ ブロンテ産ピスタチオのマヨネーズで」
もう贅沢すぎです。
この上ないワインに、さっきまで生きていた伊勢海老!
このピスタチオのマヨネーズが濃厚だけどしつこくなく、本当に美味しい。
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実は最初の方に、ショーン君と伊勢海老の後ろに隠れちゃっていますが、KENZOシェフが、このお料理になる前の生きた伊勢海老を持って見せてくれていたんですよね。
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そして、最後にデザートワインの「パッシート・ディ・ノート」。
すいません、ピントが完全に向かいの紳士に合ってしまって、肝心のワインがボケボケです。。。
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デザートワインってあまり自分で買わないのですが、やっぱり美味しい。こちらは、モスカート・ビアンコを使っているそうです。
最後のデザートは
「シチリアアーモンドのビアンコ・マンジャーレマンゴーとパッションフルーツ」
デザートワインが南国のフルーツとか柑橘系を思わせるようなフルーティな味わいだったので、非常に相性が良いデザートでした。
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マンゴーとパッションフルーツ
そして、最後に、オーナーのアレッシオさんと記念に撮影していただきました!
さすが、ドレスコードが白と言ったら、全身白で決めてくる!
イタリア紳士の着こなしですね。
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ご本人も話されていましたが、ワインの修行で、ブルゴーニュ(記事にはフランスとあるので、おそらくブルゴーニュ以外にも修行に行ったのではないかと思います)やピエモンテカリフォルニア、果てはオーストラリアなどにも行っていたそうです。
本当は当日ワインは売らないと言っていたのですが、無理を言って売ってもらって、アレッシオさんにサインをしていただきました!
これは飲めない~!
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そう、私がシチリアに行ったら泊まってみたいプラネタのリゾートはこんなステキなところです。
行ってみたい!行ってみたい!行ってみたい!
と念じています。
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最高ですね。
こちらより使用させていただきました↓
https://www.thehotelguru.com/hotel/la-foresteria-planeta-estate-sicily
本当に思い出に残るステキなディナーでした!
KENZOシェフもソムリエの矢野さんも、スタッフの皆さん全員に感謝ですし、アレッシオさんを招聘してくださった日欧商事さんにも大感謝です。
本当にありがとうございました!
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