仁和寺の経蔵潜入レポ
ディープ 仁和寺 ツアー レポ
第一弾 金堂のリアル浄土
第二弾 金堂の裏に隠された秘密
第三弾!! 経蔵は魔法学校
続いて入ったのは経蔵
”きょうぞう”と読みます。
大事な大事なお経を収納している蔵です。
重要文化財です。
ちびまる子ちゃんのおじいちゃんは友蔵
”ともぞう”と読みます
重要文化財なのでしょうかは知りません。
さ!
経蔵、こちらも特別に開けてくださいました!
ん〜でもーーー
お経が入ってるだけなら、見ても、読めないし、資料庫でしょ?
この外身だし
何も期待できへんわ〜
もうこの記事長いからいいや。終わろ〜
って思ったアナタ。
ちょっと待って!!!
中を開いてビックリ仰天。
・・・
みてコレェ・・・
半端ねええええええ
経蔵ハンパないって!
メインの目的は図書室ですよ
なのにこんな中国の歴史満載みたいな感じなんだもん
めちゃめちゃ装飾豪華なんだもん
まじ半端ないって…
あの、これ通常は公開してないんですよ。
でも、普通に開けちゃうんですもん。
有難や有難やナムナムナム、、、
いやぁただの図書室だと思ってた私は目ん玉が飛び出ました。
これは魔法学校
これホグワーツ級の魔法学校
扉をあけてすぐ手前に仏像6体で後ろのお経を守っています。
釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩。などなど
もちろん、こちらにも壁一面の壁画。
金堂と同じように、精巧で緻密な絵。ここは八大菩薩や16人の羅漢さん(修行して悟りを得た偉いお坊さん)が描かれています。
やはり、お経が眠る場所を守るのは、勉強熱心に修行に励んで成果を出した男たちなのですよ。
で、注目すべきは、お経が収まっている8面体の回転式の書架(経本の入っている引き出し)!
768個のお経が詰まっています。
一個の引き出しには1つのお経が入っています。
それで合計768個のお経。
1面に、横5個×縦12個=60個の引き出し
奥に二つ目の引き出しが入ってて
(絵で書いてみたよ。)
このようにコンパクトに700をお経が収まっているのでした。
で、特別に引き出しを開けてもらえたんです!
引き出し、あくんですわ!
お経、本当に入ってるんですわ!
綺麗なものではまだ現役で使えそうなものも。。。
映画のセットとかじゃないんですよ。
本物なんですよ。
本当に使ってるお経。飾りじゃないのよ。
本物の魔法学校。
京都にありました。
日本にあったんです。
こんな身近に、平安時代の魔法学校のお話。
これが真言密教!
で、この八角形のやつはもちろん、回転式
ということは
一周ぐるっと回せば、768個のお経を読み上げたことになります
よっお得っ
完全に回してはいないけど、押したら動いたよ。
あああ現役感。
これ1周回してしまった暁には、タイムリープぐらいしちゃうんじゃないですかねえ?
空海さんが後ろやら「やあ」って出て来てもおかしくない。
ね。
以上、特別公開でしか見られないようなお堂の中より、みほとけレポートでした。
この後は、五重の塔見学。
ここを登って境内の上空からの撮影に使われているんだとか。
で、最後は御殿。
でかぁ。。。
「そうだ、京都行こう」
のCM撮影にも使われている
美しすぎる、大好きなこの景色。
死んだらここに骨を撒いてほしい、、、
とすら願います。
あ、、、鎌倉まめやは、私の地元からのお土産です。
長く長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとう!
最後に、先日あった台風21号の影響で、仁和寺さんにも被害が多くでていた様子でしたました。心よりお見舞い申し上げます。
今はほとんど回復している様子を伺っています。迅速な復旧対応で大切な場所を守ってくださったことに感謝申し上げます。
そして復旧していく様子を見ているだけで元気と勇気をいただいています!
SNS担当さん、まめな発信をありがとうございます!!!!
仁和寺さんのTwitter更新がマメだし、めっちゃ有益なほんわかお寺情報流してくれるからおすすめです!
ついでにみほとけTwitterもみてね
では、これにて。
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