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私を諦めちゃダメだ



本当はずっと悔しかった。
ずっと隠して生きてきちゃった。


私はアイラヴミーってバンドをやっている。
今まではメジャーレーベルでお世話になっていた。
そう。「いた。」のだ。

そこから旅立ち今、自主レーベルを立ち上げた。

旅立ちって言葉は良い。
未来が見える。
でも、わかる人はわかるよね。
売れなかったのだ。

大勢の人には届かなかった。

それがいつも悔しかったし
悔しいが続いて、
そんな自分が一番みじめで
その気持ちが嫌になって
蓋をして、綺麗な自分でいようとした。

だんだん曲は作れなくなる。
自分の気持ちに蓋しちゃったから
だんだん本当の自分がわかんなくなる。
自分の気持ちに蓋しちゃったから

普通に考えてさ、
メジャーから離れるタイミングで
おんがくを辞めてもよかった。
私の周り、そんな決断をする人も多い。
特にコロナ禍は自分自身と向き合って、
そんな選択を決めた人もたくさんいた。

でも、やめるなんて頭に浮かばなかったんだよ。

悔しくてたまらないんだよ。
届いて欲しいの。

私たちのおんがくをお守り代わりに
闘っている人がいることも、やっと気づいたの。

ちゃんと届いてる人がいること、本当は心のどこかで知ってたの。

でも自信がなくて、信じられなかった。
いつだって「どうせ」が少しだけ胸の中にチラついてた。みんなが信じてくれてるのにな。
ごめん、私悔しい。ごめんね。

一年。
ちゃんと感じた。

今まで「好きだ」と伝えてくれた人
「救われた」と伝えてくれた人
「助けて」と伝えてくれた人
なんて言っていいかわからないで返事を返せなかったこともある。
今でも後悔してる。

全部、全部悔しい。
悔しいって認めたら涙が出てきた。

私は、私を諦めちゃダメだ。
ずっとずっと心の中にあった。
明日を生きるためのおんがくを作りたい。

だから辞めない。続ける選択をする。
12月24日、お昼。
下北沢モナレコードでワンマンライヴをやります。

自主レーベルを作ってはじめてのライヴ。

レーベルの名前は「OMAMORI RECORDS」
私たちのおんがくをお守りがわりに闘ってる
そんな君にこころを動かされて作りました。

見ててください。
12月24日、下北沢モナレコードで会いましょう。

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