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家事の手抜き?サボり?それがなんだ。楽しんだ者勝ちだ。

家事を簡略化するのってサボりなのかな。

たとえば私、決して料理が得意なわけでもないのに、前までは晩ご飯にお惣菜買ったりするのは気が引けてた。一人だったら全く気にしないけど家族がいるからか、なんとなく手に取るのを躊躇っていた。

でも一度、今日は本当に何も無い!冷蔵庫空っぽ!インスタントカレーとかでいい?と、言ったら「よしきた!食べ比べだ!」と唐突にイベントが発生したことがある。
スーパーの陳列棚の前で云々唸りながら(今めちゃくちゃ種類多いよね)至高の一品選ぶの楽しかったな。比べるなら全然違うタイプにするか、あえて似たものにするかとか、値段差つけたら比べにくいとか、辛さはどうするとか、全然決まらないの。
そういえば子どもの頃、週末のお昼にモスバーガー食べる日がたまにあって、あれも好きだった。実家は自営業の共働きで週末も仕事はあるし五人姉弟で家族も多いのでご飯の準備も大変だったと思う。そういう状況あってのモスバーガーだったと思うけど、ハンバーガー美味しいし、新しもの好きの私は新メニューがあると喜んで食べてた。
そうそう、あと地元群馬には登利平という有名な鳥めしのお弁当屋さんがあって、それが出てくる日もあった。(念のため言っておくと母が作ってくれた料理も美味しかったし好きです)

料理だけじゃない、掃除もだ。うちにはお掃除ロボットがいて名前を「ルンバちゃん」と言う。これに関してはペット飼ったのと同じくらいの感覚。命名が雑というご指摘については、私は実家で犬を飼っていた時も時折「お犬くん」と呼んでいたので愛情の差は無い。
で、毎度帰宅した際にはルンバちゃんの所在を確認してきちんとお家に戻っていれば「やるじゃ〜ん」と褒めている。
ただ、以前、玄関を開けたら自転車は倒され、植木鉢は粉々、辺り一面砂だらけ、という惨状を目撃したことがある。泥棒!?とあの時は本気で息が止まった。しかし、眼前では黒い円盤が健気に砂を吸い続けている。まるで己の罪を償うかのように......
あの姿は今でも忘れない。泣きながら砂を洗ってあげたのも良い思い出だ。

家事を簡単に済ませて、出来合いもの買ったりロボットに頼ったり、それって手抜き?サボり?家族がいたとして、それが愛情の有無に繋がるの?
んなわけない。それよりもさ、こうやって日常を楽しむ方がよっぽど幸せだし、愛に溢れてる。

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