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採用戦略の組み立て方(基礎編)

先日、採用選考に係る数字から見えることについて書きました。
そこでは、数字から読みとれる社風や傾向について綴ったのですが、note 経由で質問をいただいた内容をみていると「そもそもベンチマークとなる数字について迷っている人が多いのではないか」と思うに至りました。

実際には、募集職種の要件や採用プロセスによって少しずつ違うのですが、だいたいの目安にしていただけると思います。

職種要件を大きく「スキルマッチング」か「タイプマッチング」かに分けて考えてみます。
前者は、スキルベースである程度欲しい人材が固まっているケースです。
エンジニアや管理職系などがそうですね。
後者は、会ってみないとわからない部分が多いケース。
第二新卒や営業などが代表的ですが、カルチャーフィットを重視する場合も当てはまります。

スキルマッチング重視の職種の場合は、書類選考通過率はやや低めなかわりに、面接に進んだ後の通過率・決定率は高めです。
タイプマッチング重視のそれは、逆ですね。
書類選考通過率はやや高めなのですが、面接の通過率は低めです。

基本の数字

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