見出し画像

ベンチャーから大手企業へ転職した話

こんにちは、森数美保です!

今日は、ドがつくほどのベンチャーから、大手企業へ採用担当として転職した時の話を書きます。今思えばすごく良い経験になったのですが、かなり壁にぶつかりまくっていました。それはもう相当に…笑

・カルチャーギャップにより浮きまくり(私が)
・人事と現場はバラバラ(これは元から)

完全アウェイ状態から、現場巻き込みの採用へ変えていきました。

このくだりでお察しいただけると思います。でも「やるからには最高の結果を出したい」その思いだけで突っ走っていたように思います。

当時の私の思いとして、ブログにこう記していました。
「圧倒的な成果を出せば、そのうち誰も何も言わなくなる。他の部署を巻き込んで味方につければいい。外を向いて仕事をすると決めた」
相当追い込まれていたことが伺えますね…笑

現場を巻き込んだ採用方法に悩んでいる人にも、ヒントになるエピソードががあるかなと思います。

注:あくまで私の体験談によるものなので、全てのケースに当てはまるわけではありません。こんなこともあるよ!くらいの感じで読んでもらえると嬉しいです。

* * *

新卒で入社した転職エージェントを退職し、次の就職先として選んだのは、大手通信会社の採用担当でした。

採用のお手伝いをする立場から、採用側へ。
この経験は積んでおきたかったんです。
そして、大手の組織がどんなのかも体感したかった。

自他共に認める  "not 大手企業向きの人材" なので、周囲からは結構驚かれましたが、キャリアの糧になる修行期間と思って飛び込みました。
分かってはいたけど、入社初日の朝礼時から私は超浮いていました。笑

みんな声が小さい
フロアに何百人もいるのに、シーンとしてます。
隣の部署の人に「みほちゃんの声しか聞こえてこないけど」とよく笑われ、上司からは「うるさいからダンボールハウスを作って入れ」と言われました。
チャイムが鳴るとそそくさと帰る
定時の数分前から身支度を始めて、チャイムが鳴るとエレベーターへダッシュ。いいことだけど、ベンチャーにいた時は不夜城だったので驚愕でした。
めっちゃ休む
有休消化率100パーセント!
これも良いことなんだけど、入社してすぐのある日、みーんな休みで、ひとりぼっちになったのは参りました。
目標がない
入社初日に上司にした質問が「目標数字を教えてください」だったのですが、返ってきた答えは「特にありません」でした。
私の表情を読み取った上司が慌てて、
「強いて言うなら、各部署の要求を全て満たすことかな」

この時は頭の中がハテナだらけだったのですが、2日目以降にこの言葉の意味を知ることになります。

このnoteを購入いただいた方には、この他にもキャリアやマネジメントなどについて書いたブログのURLをそっとお知らせします。

* * *

ここから先は

2,774字

¥ 1,000

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはコーヒー代として使わせていただき、次の執筆のがんばるパワーとなります◎