System Crasher システムクラッシャー #映画
本日より公開の「System Crasher」
久しぶりに、こころに刺さる映画を観た。
主人公の少女ベニーは幼少期に父親からの虐待を受け、そのトラウマを抱えながら次々と問題行動を起こしていく。
保護施設、精神科、里親の元を転々とし、一緒には暮らせない母親からの愛情を求め、葛藤しながらも必死に生きている様を描く。
そんな彼女を救うべく、社会的な役割を担った大人たちがアプローチしていくのだが、彼女が欲するのは母親からの愛情。
そして彼女が信頼を寄せた大人からの愛情。
愛情に飢えるから、痛いくらいに叫び、攻撃的な暴力に変わる。
そんな彼女は森の中で生活をすることになるのだがー。
自分がいけないことをしていることはわかっている。
ほんとうは屈託のない、ただの真っさらな9歳の女の子だ。
ーもしも、このような
子どもが自分の周りにいたとしたらー
その子が立ち直るには、その子どもの力、周りの大人の力、社会の守る力が必要だ。
どんな立場の大人にも是非とも観て欲しい。
子どもには、ただ真っさらな子どものままでいさせてあげてほしい。
どんな子どもにも、その権利を。
きっと、この先ずっと忘れられない映画になる。
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