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冥王星が移動してからの1ヶ月。人生最後のフェーズに入ったのかも

驚くほどくっきりと、2月から光の当たる面が変わりました。

人生を構成する面はそんなに多くなくて、だいたい8つぐらい。家族、パートナーシップ、人間関係、仕事、お金、環境、健康、学び・趣味こんなところ。

どれか一つということはないのだけれど、でも1つのテーマが強く際立つ時期が10年~20年ぐらいのレンジで移り変わってきたということが振り返るとよくわかります。

自分の悩みが主になににとらわれていたかを考えると分かりやすいです。

で、この10年ぐらいは仕事~お金だったのです。稼ぐこと、お金との関係、お金にもつ感情、仕事になる才能、ほんとうにやりたいことなどなど。

お金という側面から自分を深く知ることができたし、また自分軸をしっかりもつことができるようになりました。つまり、お金のフェーズはその前に来た家族やパートナーシップ、人間関係といったメンタルな状態が中心のフェーズで育ったものを、経済状態や仕事というフィジカルな現象として表していく学びをしていたのだと感じます。

特にこのフェーズの最後は上がり下がりも大きく、努力や計画がなにをやっても上手くいかなかず、いつ終わるとも知れないヘビーな最終試験を受けているような感覚。

このおかげで自分でコントロールできないということを徹底的に叩き込まれ、なんとかしようとしなくていい、ということを力づくで納得させられました。

冥王星が山羊座からみずがめ座に移動した1月末から、あきらかにお金のフェーズが変わりました。もう問題ではなくなった。もう試練ではなくなった。そういう感じです。

同じことをやっても、いやむしろ何もしなくても、仕事がむこうから来てくれる。なんとかしようとしていたときは、何をすれば自分を活かせるのか、それがわからないと思うように稼ぐことができない、そんな風に思っていました。

でもフェーズが変わると、これをしたらいいよ、というのが勝手に来るのです。

冥王星が移動したからそうなったのか、移動したからコントロール手放せたのか、たまたま手放しと冥王星の移動が重なっただけなのか、真実はわかりません。

でも握りしめていたからこそ、手放すということを学びました。手放した状態というのは、もうそれを自分の問題と考えないこと。自分の問題だと思うから、自分でなんとかしようとする。しないといけないと思ってしまう。

お金は所有の感覚と強く結びついているので、これを最も明確に学ぶことができました。手放すという感覚もなんとなくではなく、こういうことかと。

そして今度、このフェーズの変わり目で起きているのが健康の問題です。

数年前からゆっくりとこの問題は頭を出し始めてはいました。それが、今年になってごまかせないほどに悪化していっています。

股関節の痛み。

股関節の故障は私のいきがいであるダンスの道を妨げます。

思うように踊れない→まったく踊れない→歩けない

治療を続けているのになかなかよくならないし、むしろ悪化してしまうことも。

お金のフェーズにいたとき、お金が潤沢にあればダンスをもっと思い切りできるのに。そう感じていました。もっともっともっと。それができない、そこに制限がかかる私は幸せじゃない。

今度は股関節の痛みがなければダンスを思い切りできるのに。になっています。

結局、お金があってもそれだけでは幸せではないんです。お金のフェーズど真ん中だったときはそれを真に理解することはできませんでした。

お金がないと幸せを感じにくい。でもお金だけあっても幸せではない。お金は幸せのサポートをしてくれる。だからお金は友人であり、大切。

なにがなんでもお金を!お金さえあれば!そう思っていたときには「そうはいってもやっぱりお金でしょ」と心のどこかで思っていました。

いくら知っていても、想像できても、実体験から得る知恵にはかないません。

健康のフェーズがこれからどれぐらい続くのかも、それが私になにを学ばせようとしているのかもわかりません。

今思うのは、幼児期から自我を持つようになったころ、関心は当然ながら自分でした。

そしてぐるっと一周回って、身体という自分にテーマが戻ってきた、そんな風に思います。

内面を磨くために、ずっと頑張ってきた。握りしめていたり、背負いすぎていたものの過重が股関節に出ているんだなと思ったら、この生を生かせてくれている身体に心から感謝が生まれます。

前のテーマでの学びを次のテーマのフェーズで落とし込みつつ、人生の最後の学びフェーズに入ったのでしょう。目に見えないものについて学び続けた今、身体という究極の物質と向き合うように私のコマは動かされた。

でもなぜか、今度ばかりは無限の試練ではないように感じているのです。よくここまで来たね、と、手を広げてまっていてくれる存在がゴールテープの向こうに見えているような。


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