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エネルギー無駄遣い:わざわざできてないところを選んで人と比較して凹む

人との比較って無意識にしちゃうし、それによって自分へのダメだしになることが多くて、やっかい。

たとえば毎日ブログ書いている人をみてすごいなあ、自分は継続することができなくてだめだなあ。

このパターンで自分を責めている人はすごく多い。

でもね、その毎日ブログ書いている人はひょっとすると、毎日ご飯を作っていないかもしれない。毎日トイレ掃除していないかもしれない。

あなたはブログは毎日書いていないかもしれないけれど、ちゃんとなにかを毎日していることがあって、そのブログの人はそれを見て、たとえば毎日ご飯作れてすごいなあ、って思っているかもしれない。

でもって、毎日ブログ書いている人には、それをすることがめちゃくちゃ簡単なことかもしれないし、簡単に書けるような内容や仕組みにしているだけかもしれない。

重要なことをしっかり読む人の心に響くように、完璧な文章と構成で、って思ったら、なかなか毎日なんて書けない。書くだけで何時間もかかってしまう。

その精度の文章を毎日書いている人もいるだろうけど、その人はそれをするだけの時間や経済的余裕や気力の余裕があるからできる。

一生懸命仕事をしたり、家事をしたり、子育てしたりして、その上でブログを誰かのために書こうとしているなら、もうそれだけですごいことじゃないですか。

わざわざできていないことを選んで誰かと比較して、自分を落として落ち込むってエネルギー漏らしすぎじゃありませんか?

とはいえ、悩んでるんだ、という方へ。

毎日ブログを書けない、と落ち込む人はね、毎日書なくて落ち込んでるのか、それとも心に響く文章を書けなくて落ち込んでいるのか、それとも毎日書いている人がいいねをたくさんもらっているからなのか、まず見極めてみるといい。

毎日書くことを目指すなら、ぶっちゃけ書けばいいだけ。どんなつまらないことでも、どんなに短くても、とにかく毎日書く、ということだけを目標に期間を決めて書くことをお勧めします。

そこにいい文章とか、アクセス増やすとか、ブランディングとか、いろいろ違うものをくっつけちゃうと書けなくなるから。

とにかく毎日ブログを開けるのです。空白のページに何か一言打ち込むのです。それをただ続ければ、毎日書くことが当たり前になり、たいそうなことでなくっちゃという縛りもなくなり、軽く文章をかけるようになっちゃいます。

一方そうではなくて、響く文章を書きたい人はじっくり書けばいい。響く文章はそんなに大量生産できるもんじゃないです。たぶん。天才なら別ですが。

そして、響く文章は、自分の心の奥の奥の奥をひっくりかえして、傷に塩を塗るような心的作業をして、結晶のように残ったものの表現でないと生まれないと、私は思います。そんなの、5分10分で、片手間になんて私は書けない。

そしてまた、いいねを集めたいなら、中身とかよりいいね集めに徹底したことをすればいい。

やってるうちに、3つは自然と統合されるかもしれないし、いらない目的はそぎおとされる。

まとめると

1.人と比べて凹んでさらに行動できなくなっちゃった人は、まず、自分ができていることがあるってこと、それをすごいと思う人だっているってこと、へこんでるのは自分がやっていないことだけにフォーカスして比べているから、ってことに気づくと楽になる。

2.できていないでへこむのは、どこのポイントにフォーカスしてへこんでいるのか見極める。毎日書けないことなのか、響く文章が書けないことなのか、いいねもらうことなのか。

両方って場合も、優先順位はあるはず。大事な方からひとつずつチャレンジしてみたらいい。

そしてとっても大切なのは、結局人はそれをやりたくてしょうがないことならやってしまうから、毎日できなくて凹むってことはしょせんやってしまうほどにはやりたいことじゃなく、やらねばいけないことだってこと。

それでもやりたいのなら、どうしてやれないのか、案外原因は手順の面倒くささだったりするので、手間なく簡単にできる手段に変えるというのも効果ありです。

文章じゃなくて写真にするとか、つぶやきにするとか、文章でも写真でもごちゃまぜでOKにするとか。

なんにせよ、こういう形でこういう結果がでないといけない、という縛りをぜんぶとっぱらってやってみると案外楽しくなっちゃって、通勤の電車待ちの間に一記事、打ち終わっちゃったりするかもしれませんよ。


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