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一緒にまちを創ってきた戦友から。~私と市民活動と政治(近藤みほ)

皆さまこんにちは、近藤みほです。
昨年からはじめた、新しいカタチの活動報告キャンペーン「私と◯◯と政治」。

今回は私の長年の戦友でもある白澤美幸さんに、私、近藤みほととの出会いから今までを記していただきました。

この記事で伝えたいこと

一緒にまちを創ってきた(?)戦友からみた、近藤みほ。by白澤美幸

はじめに

改めまして、「私と〇〇と近藤みほ」を描かせていただきます白澤美幸と申します。私が今活動しているシビックテックという市民活動は、近藤みほさんとの出会いから始まります。

流山に移り住んでから14年が経つ近藤みほさん。2015年に市議会議員に初当選して以来、議員としての活動は7年にわたりますが、市民活動としては2011年から取り組み、既に10年以上の実績があります。

ー2011年、私と彼女が知り合う前のことー

私と近藤みほさんはそれぞれ当時2歳児、0歳児の子どもと家族四人、流山の地で新しい生活を始めていました。
知り合いもいない中、初めてのことだらけの子育てにわくわくしつつも、たくさんの不安を抱えていました。3月、震災によって自分の人生でも経験したことないような出来事が次々起こり、地域のことをあまりにも知らないことを強く思い知らされます。
近藤みほさんはマンション住まい(後に彼女はマンション管理組合で、除染やマンション管理事業の適正化などに挑みます。)、私は新興住宅地に住み、自治会はできてから1年目。どこでどうやって情報をとればいいのか、雲を掴むような日々が続きました。震災後の混乱の中、水道局での水の配給、ゴミの処理方法の変更等、行政も市民も様々な対応変更を余儀なくされました。

それからしばらくして、彼女はシビックテックという活動に出会います。ITエンジニアでもあった彼女は「テクノロジーの力で、街の困りごとを解決したい」という想いで流山でシビックテック活動を始めます。その活動に、私も参加。テクノロジーの可能性や、行政との共創に可能性を感じます。

シビックテックの活動では、保育園マップや森の生態系マッピング、行政と市民との課題解決ワークショップなどを行いました。行政の課題を、同じ目線で解決する。市民と行政とが一緒になってまちを変えていくことができる。そう思えた私は、新しい「まちづくり」のあり方にわくわくしていました。

最近「まちづくり」という言葉を最近よく聞くかもしれませんが、シビックテックも「まちづくり」だと思っています。
建物を建てることや道路といった「もの」を作るだけでなく、そこで生活をはじめる「人」がいて、その人達がまちをよくしていく「こと」を始める。それらが重なり合ってはじめて「まちづくり」になるのだと思います。

ー2016年 近藤みほさんは議員に、私はシビックテックにー

彼女は、市議会議員選挙に出ることにしました。
私は、シビックテックの活動を引き継ぐことにしました。

この年は私のシビックテックの始まりの年であり、彼女の政治家としての始まりの年でもあるのです。
ここから近藤みほの政治家としてのキャリアが始まり、怒涛の2期を終えようとしています。

1期目、彼女はもがいていたようでした。

新人がなかなか声を届けられない業界で、どうやったら役目を果たすことができるか、彼女は日々奮闘していました。職員と喧嘩をしてみたり、先輩議員さんに怒られたりしながら政治家としての役割を学んでいきました。
市民として距離がありあまり会うことはありませんでしたが、彼女のはっきり物事をいう性格も相まって日々怒っているように見えました(笑)

2期目、彼女は広げたいと思っているようでした。


自分が1期目でやってきたことを市民に伝え、票が増えるのであれば、投票率の低い現役世代にも意思があると分かる。それは、政治に伝えることができると話していました。
行政の仕組みを知り、市民の広い課題も知り、できることから一つひとつこなしていく実行力で、目に見える成果をどんどん上げていきました。故に、時間がいくらあっても足りない。そんなジレンマを感じていたのだと思います。
可能性も限界も感じているから仲間が欲しい。若い世代の声をもっと届けたい。と言っていました。

ー2023年(あれから8年)の今ー

まちは、今日も姿を変え続けています。
今日もまた新しい人が増え、新しい毎日が始まり、日々の中で新しい課題が生まれたり、市民活動が始まったり。
私はシビックテックという活動で、彼女は政治という活動で、それぞれまちの未来を描いています。
まちにはいろんな人がいて、いろんな営みがあります。一人ひとりがそれぞれまちをよくしたいと思って動いている。それがたくさん生まれることが、実は一番強いと私は思っています。

近藤みほからのメッセージ

 私は白澤美幸さんとは、出会ってから10年が過ぎようとしてます。べったり友人というより、お互いの持ち場でもがいてきながら、知恵を出し合う同志です。時には、主張の強い私を制したり、うまくあしらってくれたりします(笑)。
 シビックテックの世界は硬派なエンジニアの方が多いので、彼女の地域につながる力やコミュニケーション力の高さが、きっと手触り感のある地域課題とテックをよりよく結びつけるだろうと思います。
市民活動をきっかけとしてご自身のキャリアを大きく育てていらっしゃいます。今は、一緒にまちづくり分野の視察も一緒に行くことで、活動分野も広くなってこられています。今後も何をされるのか楽しみです。

近藤みほからのお願い

「あなたと一緒に創る」をモットーに多岐に渡る政策の試行錯誤を行ってきた近藤みほに、この時ばかりはお力をお貸しください。皆様の参加を楽しみにしております。

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