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私と〇〇と政治 ~これまでの活動・これからの政策~

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近藤みほの市議会議員としての「これまでの活動・これからの政策」を発信しています。「あなたと一緒に創る」をモットーに市民の皆様の声を基に調査をし、議会に提案してきた近藤の政治活動の… もっと読む
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記事一覧

おおたかの森の南口公園の芝生養生の経過について

おおたかの森の南口公園の芝生について、頻繁に問い合わせがあるので、こちらで報告いたします。 芝生を剥いだ理由福島県第一原発事故による放射線物質の除去のためです。最初の除染は2012年に実施されています。 福島県第一原発事故は、私が議員になるきかっけになった事故です。 エンジニアであった私は、線量を継続し分析していたところ、セシウムは水溶性なので、高さのレベルが高い公園の中心部より、周縁部の方が線量が高く危険性が高いことが分かっていました。しかし、公園が高線量で危険だという

国は、教員の働き方改革に本気で向き合ってほしい~蛇口の栓を閉めようとするアクションを!~

理想を実現するために問題の根本に向き合って先日、中央教育審議会の「質の高い教師の確保特別部会」にて、教員の時間外勤務手当に関する否定的な意見が相次いだという記事を目にし、残念な気持ちになりました。小学校教員の採用倍率が2を切ろうとしている現状で、まだこんな意見が出されているのかと。 理由は「教員一人一人の時間外勤務が必要かどうか、管理職が毎日毎日、個別具体に見極めることは事実上難しい」「教員の高度専門職としての自律性を損なう」というものでした。 しかし、私の以前の職場であ

流山市の教育課題、小1プロブレムに対峙していくために ~その①~

ここでお伝えしたいこと 小1プロブレムは幼稚園・保育園・その他、それぞれ違った環境育った子どもたちが小学一年生で一同に集まることから、集団としての教育が成り立たない問題。流山市は15年で100園を超える私立保育園を整備してきました。民間の保育理念や環境が、多様であることからから、小1プロブレムの事案が増えており、これは、人為的に発生させている環境であると言えなくもありません。  幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものなので、保育・幼児教育の環境づくりは流山

公立幼稚園廃園に向けた、政策形成における現状分析について

はじめに今回、流山市幼児教育支援センター附属幼稚園の廃園方針に対し(市の考えは「こちら」)市民の方々から以下のご提案とご指摘をいただいており、議会を通じて審議がされておりますが、残念ながら市民の方々が納得できる説明がなされたとは言えない状況です。 【指摘】 ①隣接地に公立保育園と市立幼稚園と併せて、認定こども園化すること ②10月26日の教育委員会会議(「こちら」)、について、公立幼稚園の廃園理由の政策形成において現状分析が欠如している しかし、本来、子ども・子育て支援新

30年改善されていない小1プロブレムに対峙していくために

ここでお伝えしたいこと  小1プロブレムは幼稚園・保育園・その他、それぞれ違った環境育った子どもたちが小学一年生で一同に集まることから、集団としての教育が成り立たない問題。その改善のため、本日(2023/12/5)の議会の一般質問で、所属会派(流政会)の矢口議員が、小1プロブレムに対する改善策を提案されました。その中で、流山市が目指す子ども像として、明確に「ウェルビーイング」と「自律」を大きな2つの柱にしていくこと、教育大綱に位置付けていただくことを要望していただくことができ

【LDLバディ対談】まちのイケオジと共に創る QURUWA戦略牽引者@愛知県岡崎市 中川健太氏 

こんにちは!千葉県流山市議会議員の近藤みほです。今回は、QURUWA戦略牽引者@愛知県岡崎市 中川健太さんとバディ対談をしました。  LocalDrivenLab(LDL)とは『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたってまちづくりに取組んでいる木下斉氏が所長として立ち上げたラボのことです。私は公民連携推進議員のグループを運営しています。 今回のバディ対談のテーマ バディ対談は、LDLメンバー内でペアを組んでテーマを持って対談、発信する取り組み

埼玉県議会の虐待禁止条例改正(案)についてどう思いますか?~子どもが育つまちには、禁止より支援が必要だ~

この記事でお伝えしたいこと埼玉県議会の虐待禁止条例の改正案では、お留守番などを禁止する禁止事項が決められようとしています。 そもそも、親が子どもを一人にしなければならない環境改善が必要なのに、解が見えません。また子どもの成長段階によっては一人でいられる環境が必要なのに、その余白を無くしかねません。子育てしやすいまちづくりに必要なのは、子育て支援の視点です。 他の自治体のことですが、波及が怖いので発信することにしました。 埼玉県議会の虐待禁止条例改正(案)と問題点(こんなに待

脱炭素時代の環境政策 ~ ゼロカーボンシティに向けて ~私と環境政策と政治~ 進捗編 part①

〇1:この記事でお伝えしたいこと市民団体の方々からの強い要望を受け、建築出身の近藤みほは、何を優先すべき政策と考えるかを真剣に検討し、建物の省エネルギー化を推進することを決断いたしました。調査の結果を元に、議会で提案した結果、行政も積極的に動き出し、地元の工務店の協力のもと、高断熱・高気密環境を体験できる断熱ワークショップを開始することが決定されました。 このワークショップはこの政策を進める第一歩になります。 ここでは、皆様のご支援をお願いするためのワークショップの主旨や皆

統一地方選挙の振り返り ~野田ひろき千葉県議会議員と~

先日の統一地方選挙に関する振り返りを、野田ひろき千葉県議会議員と行いました。ぜひご覧いただけますと幸いです。 ⓪初めにhttps://www.youtube.com/watch?v=7ZvMn9HXg5E&t=0s (概要) これまでの会派における連携は、近藤が理想を言うv.s.野田さんが現実論を言うという議論の末、落としどころを見出してきました。良い関係でした。近藤が会派の幹事長、野田さんが政調会長だったので、会派運営のありかたも試行錯誤してきた側面はあります。 今後は、

「都心から一番近い森のまち」を市・市民総力で維持したい~私と緑化政策と政治(近藤みほ)~

皆さまこんにちは、近藤みほです。 昨年からはじめた、新しいカタチの活動報告キャンペーン「私と◯◯と政治」。 今回は、まちの中に緑を増やしていきたい。大木は保存したほうが良いと強い想いを持たれ、継続的に私に声を上げて下さった伊藤さんに、流山だからこそ推進すべき都市緑化政策のポイントを書いて頂きました。 この記事でお伝えしたいこと ・みほさんは、共に足を動かし走りながら考え、人をつないで導くところがすごい。 ・流山のみどりはいい住環境である一方で、危機的状況でもある。 ・みど

質を確保した上でペーパレスを実践!業務効率とアピールのバランス ~私と選挙と政治~ Challenge②マニフェスト2023を作りました

この記事で伝えたいこと マニフェストビラ2023(これまでの活動と、今後の公約)の冊子ができました「こちら」。政策が多岐に渡るので、4年前に掲げた公約に対する活動はnote記事にまとめ「こちら」、誰でもご覧いただけるようにし、QRコードを配置しています。スーパーのチラシという競合に勝つため、デザイン性を重視した冊子を作成しています。またペーパレスを推進してきた議員なので、業務効率とアピールのバランスを自ら実践するというチャレンジをしています。 なぜ投票に行かないのか?に向き

学校で発生した問題は、どこに相談したらよいのでしょう・・を打開するために~私と「学校教育」と政治(試行錯誤編)~! 

この記事で伝えたいことこれまでも諸問題を抱えてきた日本の学校教育現場は、このコロナ禍によってあらゆる場面で問題が健在化しています。 特に流山市は教員不足が深刻化しており、学習内容にとどまらず、先生、生徒双方の心身状態にも影響を及ぼすものとなっています。解決事例が少ない難しい問題ですが、あらゆる立場と向き合うことで地道に試行錯誤を重ね、根本的なところから打開していきたいと考えています。 【問題】:学校で発生した問題をどこに相談したらよいか分からない保護者が増えている。 【なぜ

景観政策は、自ら実践も!景観への配慮とアピールのバランス ~私と選挙と政治~ Challenge①

この記事で伝えたいこと 近藤みほのメイン政策の一つである景観政策(広告物規制と緑化)。事務所も景観重点区域であることから、看板の代わりにロスフラワーでその存在をお知らせしています。景観への配慮とアピールのバランス、近藤みほのチャレンジです。 借りた事務所は景観重点区域。さぁどうしよう・・おおたかの森地域の事務所物件を賃貸するとなると、とても高額になるので、これまでは「事務所無し」で活動してきました。 しかし打ち合わせが都度喫茶店となるとナイーブな話がしにくいこと、次期は3

新規事業開発の基本を行政に取り入れよう~私と「市民活動推進」と政治~

この記事でお伝えしたいこと 【問題】市民活動推進の仕組みが、新規事業開発の基本を無視したものだった。 【改善】新規事業開発の基本のプロセスを提案、改善した。 【今後】自治体が課題を発信し提案を募集する仕組みを作ると共に、時間のない働き世代でも、より協働しやすい方法を実践・提案していく。 (その他)政策の実現には時間がかかる場合があるが、議員がこまめに進捗管理をすることで着実に事業推進することが可能。 5年前、市民の方から、こんな声が届きましたAさん:近藤さん、私たち、儲けた