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コンセプトで習い事を考えてみる

昨日、自分の子育ての「コンセプト」を考えてみたら、こんな感じに落ち着きました。

・見立てをして、順序立てて考えられる思考力をつけること。
・自分の気持ちをあるがままに受け止める自己受容力を持つこと。
・他者目線でものごとを考えられるようにすること。

考え始めたきっかけが、子どもの習い事についての会話からだったので、このコンセプトがうちの子の習い事に見合っているのか考えてみます。(中2長女はいまは迷走中なので、小4次女で考えてみようと思います。)

小4次女の習い事は、「ピアノ」「水泳」「体操」の3つ。小学生の人気習い事トップ3か!っていうくらい定番のものばかり。全部自分から「やりたい」といって始めたものです。3つのうち、ピアノは家での練習が必要なものですが、それも本人に任せてあります。練習の強要はしません。

本人は技術向上を目指して頑張って取り組んでいます。ピアノはうまく弾けるようになりたいし、水泳は早く泳げるようになって級が上がっていくのが楽しい。とにかく身体を動かすのが好きな彼女は週1回の体操の時間をなにより楽しみにしていると言っていますし、言動から判断してもウソはついていなさそうです。学校とは違う友達に会えるのも、子どもからしたら楽しみの一つですね。

では、私たち親は何を考えて通わせているのか。もちろん時間とお金を割いてその習い事にあてているわけですから、技術の習得と向上も通わせる理由の一つではあります。でも親としてはそれだけではないと感じています。ここでコンセプトの出番です。

ピアノ

ピアノは毎日の練習が大事。コツコツ練習を積み重ねてやっと弾けるようになります。一日のうちでどのタイミングで練習時間を確保するのか、練習をサボるとどうなるのか。自分で決めたスケジュールで練習を積み重ねるとどうなるのか。練習の末、弾きたいと思っていた曲を弾けるとどう感じるのか、思ったとおりに弾けないとどう感じるのか。

・見立てをして、順序立てて考えられる思考力をつけること。
→・自分の気持ちをあるがままに受け止める自己受容力を持つこと。

水泳と体操

水泳も体操も、娘にはその時その時で目標があります。〇〇秒以内に泳ぎたいとか、△級に合格したいとか。うまくなるためには何が必要なのか、目標達成までには何が足りていないのか。こうしてみよう、ああしてみようという試行錯誤。悔しい気持ち、達成感、頑張った友達への労い。

・見立てをして、順序立てて考えられる思考力をつけること。
→・自分の気持ちをあるがままに受け止める自己受容力を持つこと。
→・他者目線でものごとを考えられるようにすること。

こういうことを望んでいるんですね、私たち親は。もちろん学校生活でも身に着けるチャンスはあるかもしれません。が、ピアノや水泳、体操は目先の目標はいちいち明確なので成果が目に見えやすい。目標も方法も自分で考えて自分で試してみることができるのが、習い事の良いところ。そしてピアノ、水泳、体操はそれを経験させる手段として取り入れている、ということかな。

このあたり、きちんと書き記したことがないので、まだきれいにまとめきれていない部分もあるし、今後考えが変わることもあるかもしれません。ま、備忘録ということで。これも子育ての一片。



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