見出し画像

わが家のイクメンの作り方②

みなさまこんにちは、mihokoです。


先日書いた、「わが家のイクメンの作り方」をたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます!

補足というか、そもそもの夫の素養をあまり触れていなかったため、第二弾を書かせていただきますね。


夫は現在、50代半ば、結婚したときは36歳。まあ売れ残りの晩婚でした。一人っ子だったため、両親は35歳ごろから焦り、お見合いをさせていましたが、続けて断られていたところに、私と出会い、スピード結婚をしました。


夫が就職した時代は、バブル景気で、ダイビングやキャンプ、スノボなどいわゆるバブル世代が謳歌した遊びをいろいろしていました。(私とはスノボ2回しか行ってないぞ)


なのでキャンプめしは得意だったようで、たくさん仲間を引き連れて、ご飯をふるまうのが大好きだったようです。


あと、中学高校時代はお弁当持参だったようですが、義母のご飯が劇的にまずく、自分でごはんを作り始めたとのこと。たしかに、私も2年は義父母と同居しましたが、妊婦だったのに貧血になるくらい、質素な食事で若い人は満足できません。そんな状態で、夫の料理スキルは男性の中でも結構上位クラスにいたようです。


ただ、結婚して新婚2年の間は、食事は夫に作ってもらったことはあんまりないと思います。子どもが生まれる前のつわりの時期は、なにかおかずを買って帰ってきてもらうということは時々ありましたが、基本的には私がこなしていました。

子育て面でいうと、子どもが生まれて2か月後くらいから、私は母校の大学が実施していたセミナーに毎週土曜日参加することになり、1日子どもを夫に預けて出席していました。私がいないから、夫の祖母やおばや、義両親は子どもを抱っこし放題で楽しい時間を過ごしてもらったと思います。

もう19年前ですが、まあそのころのその勢いはいまだに衰えていません。


夫に食事をメインで作ってもらい始めたのは2006年に私がイベント事務局の仕事を始めてからなので、15年になります。

そのころは暇な時期は私が家に帰ってからご飯を作っていましたが、作り始めが18時くらいなので、あんまりたいしたものは作れませんでした。私がいない時期は夫が16時くらいからレシピを考え、買い物に行き、19時には食べられるように作っていたので、フルタイムで働く私より、主夫かよ、と思いました。


否応なしに私の帰りが遅い時期が1年で4か月ほどはありましたので、その時期は完全に夫が夕食づくりをしてくれました。できるよね、出来たじゃん!という感動から、私は仕事にのめりこみますし、夫は子どもが喜ぶメニューをいろいろ作っていました

私がいない日だけ焼肉やチーズフォンデュをするとか、豪華なのはもちろん、風の谷のナウシカにでてくる王蟲を再現したオムライスとか。

いろいろネタは尽きませんが、こうやって夫のイクメン化がすすんでいきました。


まわりのおかあさんの話を聞いていると、まず仕事を始めるにあたって、夫に負担がかからないようにする努力をみんなしていると思うのですが、その気遣いって、夫から妻にはないですよね。

そこまで夫さんに気遣いする必要があるのか、疑問に思います。お互いの仕事や状況のなかで、いかに二人で最善を尽くすか、が子育て中の家事を攻略するために必要なことなので、どっちがやるかというのは不毛な議論です。二人でやれるようにどちらが倒れても家庭が維持できるようにしなくてはならないと思います。

実際、近年は私も2,3日出張でいない日がでてくるような仕事をしていましたが、まったく問題なく、夫と子どもでお母さんがいない楽しい日を過ごしていました。それはそれでさみしいのですが、お母さんがいなくて泣いちゃうのは小学校低学年まで。いつかみんな大きくなって、親がいなくても生きていけるわみたいな顔をし始めるでしょう。

通勤距離や仕事場の理解などさまざまなハードルがありますが、家族で楽しく過ごすために、男性も女性も家事労働をだれもができるように、意識を変えてみるといろいろな気付きがあると思いますし、子どもとパートナーとも楽しく過ごす時間が増えるでしょう。


最近は私がメインで夕食づくりをしていますが、若干罪滅ぼしの気持ちと、これからも長生きするために、体に良い食事を作りたいという気持ちがあります。コロナ禍で家族の大切さを十分すぎるほど実感しましたし、介護を経験するなかで、健康な体つくりにも興味があります。家族の健康を守るためにも、おいしいものをみんなで食べたいですね。




これからもさまざまな女性の生き方を発信するため、サポートをお願いいたします!