人間の弱さをぶち抜いて、頂点の視座から全体最適を考える。

【結論】
常に部分最適(目の前で起きてる一部分だけ100%の完成度にもっていく)ではなく全体最適(全体70%にもっていく)をができるように、全体最適を意識して考え行動する。この意識をDNAレベルで染み込ませること。

【余談の前置き】
2021年6月5日は新規事業(Add Farm)の初日でした。
はじめは、絶景農地でキャンプできたら最高だ!という話から
キャンパーだけではなく自然とふれあいたいファミリー層も楽しめるサービスはないか、、、、とマイボスと話す中で生まれたサービスです。
農×デイキャンプ=絶景シェア畑
そんなイメージです。
コンセプトや想いはぜひWEBサイトを御覧ください。

https://www.add-farm.com/

※この事業をきっかけに、現場で強く実感した自分の弱さとこれからの解決策を書きました。

【過去の話】
北海道に車での社会人生活約8年間の中では
まるっきり初めてのことに挑戦する機会は有りませんでした。
自分にとって初めてのことでも、社内の誰かしらは同じ案件を担当したことがあるので、社内でも段取りやルールがととのっていました。何を決めて準備したらいいのかは明確でした。レールが敷いてありました。レールを敷いてくれる人がいました。
また一人ひとりの役割が明確なので、お互いガバナンスは効かせますが、誰かに頼む、指示するということは必要有りませんでした。

【チョモランマに入社してからの話】
チョモランマ(ベンチャー)に入社してからは、マイボスがちぎれるくらい思考して行動しレールを敷いてくれていました。
訪日旅行事業でもゴツゴツのけもの道でしたが、切り開いてくれていました。外国人人材事業でも私が携わるようになる時には、道筋がみえていました。アウトドア事業も余裕でした。

いつも仕事には全力投球の私ですが
レールが敷かれている、けもの道であっても道があることが当たり前になっていました。後から徐々に道を通りやすく整備したり、小さな穴にむかって全力で補修していました。
でもその仕事は正直、全力で走りさえすればだれでもできる仕事です。
いわゆる時給のアルバイトでもできる仕事です。

全力で走ることしかできない私はそれが全てだとおもっていました。

そして目的達成(頂上)までの道をジグザグと無駄が多く、けして最短最速のまっすぐではないことに気づきました。

最短でまっすぐ進むための話はこれからします↓↓

【ベンチャーで求められる本当のしごとの話】
結論、レールを敷く人になれ。
レールを敷く人は全体・行きたい未来が見える場所にいる必要がある。

(富士山に例えると、レールを敷く人は山頂から見下ろし、レールを走る人は3合目くらいで、目の前だけまずしっかり見て走るイメージ)
山頂から先の先(1年後・3年後・5年後・10年後)まで考え
意思決定をし何をすてて、何を得るかを判断する。
得たい目標のためにどんなアクションが必要か洗い出し、それを事業に落としこみ行動していく。もちろんマニュアルなんてないので、過去の成功や失敗を土台に新たに考えて実行していく。
・事前準備の想像力
タラレバ準備の繰り返し。ベストコンディションのAに向けての準備を徹底する。Aができなかった場合の代替えBとCを用意する。
事前準備の質が上がります。
・答えは現場にある
今できる最大限の準備をしたとしても、実際の現場は準備通り完璧に進むことはない。臨機応変に最適解を探し瞬時に提案→即実行。
(提案している暇なんてないかも)
・リーダーは山の頂上からおりてはいけない。
常に全体が見渡せる位置にいること。つい目の前のほつれが気になって、現場対応しそうになることがあります。でもそれをやってしまっては、目の前の部分しか見えなくなります。
解決策は「動ける人に指示をする」ことです。
全体を見渡し、◯◯さんいけるなと思ったらお願いをするのです。
現場がカオスな状況になったら全てリーダーの責任です。
(野球でも監督が変わったら、弱くなってしまった、逆に弱小から強豪へとかわっていった等のイメージです)
この現場をまとめ、動かす力。この力が現場の成功を決めます。

人間弱いので、意思決定や人に指示を出すという仕事を誰かがやってくれていると、自分はそれ以外のしごとを全部拾おうと無意識に逃げに走っている部分って少しあるを私は思っています。
でも経営者になりたければ、価値ある仕事をして会社を大きく前へ成長させたいなら、そこに全力を注いでいたら絶対できません。
常に部分最適ではなく全体最適ができるように、自分がどこの持ち回りであっても全体最適を意識して考え行動する。この意識をDNAレベルで染み込ませること。


ベクトルが部分最適に向かないように、やってくれる人がいると任せてしまいたくなる人間の弱さをぶち抜いて、頂点の視座から全体最適を考える。
文章で書くのは簡単なのですが、現場に行くとつい部分を解決して最適化しようと動きそうになる。そこをぐっと考えて思考して、打ち勝ち全体最適。未来を加速するのです!よし!!

月曜日ですね!

北海道は爽やかな青空です。

今日もブログを読んでいただきありがとうございました!

いってらっしゃい!!


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