毎日は偶然と選択の連続
ゴールデンウィークのある日。
友人が、お昼過ぎに家にやってきて、私と夫と友人の3人で、空いたお腹を満たすためにとりあえず外に出た。あそこの中華もいいね、なんて話しながらぷらぷら歩いていると、目の前に、茶色く旗めくステーキの文字。
ここは、前から気になっていたステーキ屋だ。でも中は見えない。
選択1
一か八かステーキ屋に入るか、確実に美味しい馴染みの中華料理屋に入るか。
‥
狭く古いエレベーターに乗ってステーキ屋へ。
遅いランチタイムの客に、慌ててコック帽を被るべらんめえ口調