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最悪の状況のとき、逆に「素晴らしいね!」とチェコでは言うんです(笑)日本の大学でオンライン講義!1回目のテーマは"チェコ人と笑い”

今週来週は日本の大学でオンライン講義をさせてもらうので、アイディアをノートに書き書き📒🖊
近所のカフェでおいしいクレープ食べて、アイスコーヒー飲みながらひたすら書き書き。止まらない、楽しい時間!

1回目の講義は”チェコ人と笑い”をテーマにお話して、学生さん達はグループで日本とチェコの笑いの違いや類似性、感じ方の違いなどについて考察したり、ディスカッションの内容を発表してくれた。
54人も受講してくれて、他大学やチェコからも学生さんが来てくれたり、チェコで日本語を教えている先生もいらしたみたい。留学生の方達もいて、なかなかの多文化な環境👍

みんなチェコや外国語を学ぶことなどに興味をもってくれたみたいで、うれしかった☺️

ちょっと緊張もしたけど、嬉しさや伝えたいって気持ちの方が大きいから、ノリノリで楽しんでおしゃべりできた🌼

棺桶ちゃんという変な名前のチェコのお菓子の紹介、最悪の状況の時に逆にチェコ人はよく「素晴らしいね!」と言うって話(逆のこと言って乗り切ろうとしてるんですかね??)クンデラ作品の朗読(ハゲてきたことに悩む主人公が、オレはハゲを受け入れない、さようなら!と、自分が書くかもしれない最後の手紙を想像して、思わず自分を笑ってしまう場面)30年代のナチスを批判するチェコ映画『世界は私たちのもの』の中で出てくる私の大好きな作曲家ヤロスラフ・イェジェクによる同名の歌(最後に一番よく笑うのは、ほかならぬ私たち。平和のために共に戦おう。という感動的な歌詞に、遊び心いっぱいでサーカスみたいな音楽の付いたチェコ感あふれる素敵な歌)、ナチス支配下の時代に書かれた作曲家の手紙の紹介など、ぜひ話したいなぁと思ったことをめいっぱい詰め込みました🇨🇿

講義を準備して、新たに知れたこともあるし、学生さん達との対話やチェコ音楽をピアノで弾くことの全部を通して、自分の好きな「チェコ」が、今回確かに掴めた感覚があった。

講義はあと3回。

いつも白紙のノートから計画するんで、できっこないし、と心細いんだけど、作業始めると、かけ流し温泉のごとく(温泉ほど良いクオリティかは置いといて)話したいことが湧き出てくる。

聞いてくれる人達が退屈しないように、自分もいいテンションで話していけるようにプランを立てるの、難しいけどほんとに楽しい!

ピアノの演奏もそうだけど、朗読とかお話することなど、みんなで場を共有しながら時間内で何かすることが私は好きみたい。

それをできるって言ったら変だけど、向いてはいるのかなと思えた。

ぼちぼちがんばってゆきまする🐢


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