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子連れMBAの話

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「子連れMBA」の実録。世界から見た女性活躍やリアルな非営利組織の運営の話を綴っています。運営団体:一般社団法人ぷちでガチ
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#ワーキングマザー

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読みたい記事は以下のリンクから探すと便利です! 🌈子連れMBAの考える「新しい生き方・働き方」 ✳️子育てとビジネス 📕実証されていた!子育てが仕事力をアップする ✳️リーダーシップ 📕これからは誰もがリーダー!最新のリーダーシップ理論の話 📕最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解 ✳️学び 📕大人は学ばないと子供以下になる?!〜大人に学びが必要な理由 📕ワーキングマザーでもできる!「大人の学び」の3ステップ 📕ボランティアするにもリスキリング(学びなおし)が必要な

数人からのコミュニティが10年間進化し続けた話〜子連れの日® 5/20によせて

今日は子連れの日®(5/20でこづれ)という子連れMBA®の制定した記念日です。そして、数人からスタートした子連れMBA®は今年で10年目! もともと育休中の自分たちの「学びとつながり」の場として、関西で数人でスタートした活動が、10年も続き4千人超がご参加いただくことになるとは夢にも思いませんでした! コロナ禍をきっかけにMBAを「働くは自己表現:Makers of Business Art(MBA)」として再定義し、オンラインで全国から参加できるラーニングコミュニティ

ワーママの板ばさみと、変われない日本企業の正体

ワーママはサンドイッチの間のきゅうり 職場で言いたいこと、やりたいこといっぱいある! でも、あと1時間でお迎えに行かなきゃいけないし、今は言い出せない。 お願いだから話しかけないで・・ 仕事と子育てで板挟み、会社で思い切ったことをやりたくっても、言い出すと子育てに影響するので、やりたいことがあってもグイグイいけない。それがワーママ(ワーパパも)の日常です。 まるでサンドイッチに挟まれているきゅうりのように、身動きがとれません。 ワーママを挟むパンの正体は?こんなサンドイッ

本当はフタなんてなかった!〜脱マイパターンのススメ

逃げないイモリ数年前からイモリを飼っています。 イモリは水槽の壁をスイスイ登って、フタに少しでも隙間があると逃げ出します。新しいイモリを飼ってきては、すでに3匹が逃げ出してしまいました。 でも一匹だけ逃げ出さないイモリがいます。 それは、最初から飼っているイモリ。 実際にはフタに隙間だらけで、出ようと思ったらいつでも出られるのです。でも昔から飼っているイモリは過去に、「あそこにはフタがある」ことを学んでしっているので、壁を登ろうともしないのです。 脱マイパターンは大変?

努力は夢中には勝てない〜Play first〜

「努力は夢中には勝てない」 趣味でも、仕事でも本当にそう、納得しかない言葉です。これは『論語』の言葉「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」を訳したものだそうです。 「好きこそものの上手なれ」でしょうか。 私は、マインクラフトやレゴは、ご飯や寝るのも後回しで夢中でやっている11歳と6歳に全く勝てません! 歴史でいうと、出世のために南極大陸を目指した軍人のスコットと、根っからの冒険家のアムンセンのお話もそうですよね。(悲しい結果となるスコットは、得意な人の力借りたらよかったじ

日本のスタンダードを変える!〜国際女性デーによせて

3月8日は国際女性デーですね。 半径5mからのチェンジを起こすラーニングコミュニティ、子連れMBAはママもパパも大歓迎。ただ、6年前にスタートしたのが、平日昼間の育休者の集まりだったので(当時は男性育休は超レアでした!)女性が多いのです。 今日は「国際女性デー」によせて、ちょっぴり日本のジェンダーの現状をみなさんにシェアします。 実は去年、私たちは、Googleの非営利むけプログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に

1億総クリエイター時代を生き抜く!

最近すごくビックリしたことが!それは万能メモツールと言われる「Notion」をつかってみたこと。これは控えめに言っても「魔法」のツールです! 気になっていたものの「これ以上ツール増やすのも・・」と躊躇していたのですが、私の大好きな村上臣さんが新しく書かれた本だったので、kindleでポチりザーッと読んだところ・・ 「ん?Webページがすぐにできるって?」 実は、いち会社員から副業の活動(子連れMBA)をスタートしてかれこれ7年の私が、これまで一番格闘し、ストレスを抱えて

新しい時代の「学び」とその「学び方」

8月から参加している「アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2021」が後半に突入。進むごとに自分も事業もパワーアップして、めちゃくちゃ役に立っています。が一方、noteにプログラムでの「学び」を投稿しようと思うものの、なかなか書けないのです。 なんでかな・・と考えたところ、文章でシェアできるような「知識」は「学び」ではないこと、そして最近「学び」の内容が大きく変わっていることに気づきました。 そこで今日は、これからの「学び」とその「学び方」をみなさんにお伝

Googleのプログラムで世界の8千団体からファイナリストに進んだ話

この春、「子連れMBA」はGoogleが社会貢献として 全世界対象に募集していた、非営利活動向けの支援プログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に応募しました。その結果、世界中からの7,800団体の応募から、審査を通過して最終選考まで残りました。私たちのように、最終選考に残ったのはおそらく50団体ぐらいでしょうか。 とにかく、忘れてしまう前にここに残すことで、私たちのこれからの活動に活かすとともに、同じようなプログラム

母が赤ちゃん抱っこしながら学んだら?〜子連れMBAの話0

私は会社員だった7年前に副業として「子連れMBA」を立ち上げました。今日はこの「子連れMBA」を育休中に立ち上げたお話しです。 会社ではできないことをしよう!2015年、次男出産の際、大阪のポッキーで有名な菓子メーカーに勤めていた私は、初めて「育児休暇」を取得しました。 長男出産時には、東京での仕事を退職して、親族の多い京都へ戻り、全日制の大学院(MBA)に通っていました。 出産して3週間で授業に戻ったので、授業外のグループワークではよく、家からSkype(当時はzoom

「子連れの日(5/20)」を記念日登録してみた話

みなさん、今週末10月10日と11日は何の日かご存知でしょうか? 答えは「デジタルの日」。デジタル庁によって創設されたようです。(デジタル庁HPより) 来月11月には、あの記念日もありますね。 それは、11月11日ポッキーの日! (前職でお世話になった会社の、楽しい記念日です!) 実は今年、私たちも初めて「記念日」を制定してみました。 5月20日「子連れの日」(520が「こづれ」と読めるので)。 記念日をつくるろいうレアな経験とともに、ぜひみなさんに知っていただきたい

成功するキャリアはわらしべ長者?!〜実現する夢の描き方

みなさんが子どもの頃になりたかった職業は何ですか? そしてその夢、叶いましたか? なんとなく実感があるかもしれませんが、目指した夢の職業をドンピシャで叶えている人はそうたくさんいません。 「夢に向かって努力すれば報われる。」これは嘘だったのかでしょうか? 答えは、半分ウソで、半分本当です。 今日は、最新の経営学におけるキャリア理論を交えて、実現する夢の描き方をみなさんにお届けします。 キャリアを築くのは努力ではなく「偶然」1999年、ある画期的な研究結果にもとづくキ

Play first おもしろいが一番!〜子連れMBAの話

2015年から毎月、関西で赤ちゃん連れで学べる場所を提供していた子連れMBAは、昨年存続の危機に陥りながらも、メンバーの熱い想いでフルオンライン化し、方向転換している最中です。 そして、「出産や子育てで得られた視点を生かして、子育て世代から、組織や社会を変えるリーダーをどんどん輩出したいね」という思いを持ちながらも、その前に大切にしていることがあります。 「人のため」の前に「自分らしく」子連れMBAのメンバーを始め、私の周囲でもここ最近、 「人のために何かをしたい」 「困

最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解

政治の世界でも、誰がリーダーになるかドキドキしますね。国を象徴するリーダーが社会に与える影響はとても大きいですから。こんな重要な「リーダーシップ」なので、半世紀以上にもわたって世界中で様々の研究がなされてきたそうです。 このリーダーシップの最近の研究結果、知ってしまうと人生が変わるくらいパワフルなのです。   新しいリーダーシップを知って人生が変わった人。それが私です(笑) 会社で受けさせていただいた女性社員向けのリーダーシップ研修のおかげで、考え方や行動が変わり、人生まで