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毎日輝こうとしなくていい。「ちょっと愛せるようになる」ことが大事

昨日は「自分は何もできていない病」に倒れ、ぐるぐると苦しめられながらこんなnoteを書いた。

自分のほめ方、どうすればいいんだろう……そんな嘆きを書き終えたところで、以前に買った本を思い出した。

3年前、何が原因だったかはもう忘れてしまったけれど、最寄り駅にたどり着いてからどこへ向かったらいいのかわからなくなってしまった時があった。今思えばまっすぐ家に帰ればいい話。けれど当時は、どこにも行き場がないように感じ、駅ビルのベンチにとにかく座っていた。

そして20分くらい座った後に、「これじゃだめだ」と立ち上がり、その足で本屋へ。ふらふらと平積みにされた本を眺めて、手に取ったのがこの本だった。

3年経った今でも同じようなことで悩んでいるなんて、あんまり進歩していないなぁと思う。けれど悩みというものは、根本は同じことが形を変えて、ぐるぐると頭の中をさまようものなのだろう。

"十分がんばっているわたしたちに必要なのは、「もっと輝く方法」ではなくて、「毎日をちょっと愛せるようになること」ではないでしょうか"

本がそう問いかける。

ただ、「ゆるく生きよう」とか、「頑張らない」と思っても、頑張れていない日が続いたら……?そんなギモンも救われる言葉を、本は残してくれていた。

"こういう日におすすめなのが「かならず終わることをする」だ。"
"はじめればきちんと終わりが来る、という作業はものすごく心にいい。一つ終わらせた、という達成感が自分に再び小さな自信をもたらしてくれる。"

頑張れないことが嫌な時は、すごく小さな、必ず終わる目標を立てる。

たとえば、ご飯を食べた後にお皿洗いをするとか、寝る前には必ず歯磨きをするとか、たぶんそういうことで十分。「頑張れないと思っていた時でも、これだけはできたぞ」と言えるものを作ることが、自分の心をゆたかにするために必要なのだろう。

夜、今日がんばったことを1分間で書き出してみた。

このままでいいのか…と思うことを、思い切ってやり直してみることにした。今日納期のものが提出できた。ずっとめんどくさいと思ってた、ネットワーク回線の電話ができた。きのう、やるぞ、と決意したことが実行できたーー。


昨日の自分と比べたら、がんばれたことって結構あるものだ。比べるのは他人ではない、過去の自分。しばらく「今日がんばったこと」メモ書きを続けてみようと思う。


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