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山脈に隔てられたやりたいこととやっていること

会社がリモート推奨になって2週間。先週は1日おきくらいにオフィスへ行っていたのだけれど、昨日と今日はずっと家で仕事をしていた。

朝起きて、朝ごはんの準備と最近買ったコーヒーを淹れ、簡単に食べた後はコーヒーカップを持って自室にもどり、ずっと仕事。「マスクをしてるから簡単でいいや」なんて言っていたメイクは家でこもることがきまると一切行われなくなった。毎日11時、チームでオンラインミーティングをするにも関わらず、何食わぬ顔ですっぴんを披露している。

引っ越しを機に買ったこの広い机は、本当にいい買い物だった。奥行があるので楽な姿勢を取れる。ただ、今はちょっと目の前が乱雑だ。実家から送られてきた大量のマスクや個人用のパソコンが、本のように立てて陳列されている。ここを整理しなきゃなぁ、と思って1週間が経った。

ほかにも整理する場所の候補が列をなして、私が着手するのを待っている。大きなボックスはいつの間にかレシート入れになってしまっているし、テーブル横の引き出しは用途がきちんと決められないまま「とりあえず」の物置きだ。飾っていた絵も、はがれてしまってからはパソコンと同じように仕舞われている。

やろうと思うことと、実際にやってみることの差は、どうしてこんなにもひらいているのだろうか。1時間あれば終わる作業なのに、やり始めるまでの道のりは1週間以上、いや、もしかしたら1か月は放置しているかも。

毎日やりたいな、と思うことはポコポコあふれてくる。1日1枚絵をかいてみたい、写真を撮りたい、小顔マッサージがしたい。周辺の街を散策したいし、デイトリップくらいのお出かけもしたい。身体も動かしたいし、本も読みたい、映画も見たい。けれど実際にできるのは、習慣化された仕事とnoteを書くことくらい。やりたいから、やるへの移行、そして習慣化にたどり着くまでは、まるで日本海と太平洋側のように、高い山脈の連なりで隔てられているようだ。

ちなみに今一番やりたいことは、寝る時間を決めること。0時前はハードルが高いけど、1時は過ぎないようにしっかり眠りたい。1日中こもって仕事をしているだけなのに、あっという間に0時を過ぎてしまうのだ。もはや呪い。早く解きたい。


去年の毎日note


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