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【まちのよろず屋への道】地域おこし協力隊の記録(2024年4月)

新年度。illustratorと有料版Canvaと手に入れて、ふるさと納税の諸々、「子どもと出雲崎」の発信開始、新活動拠点計画が動き出した4月です。

写真は小木の城のハナモモ。
自分の生まれ集落がきれいであってほしい!という方が植えはじめたそうです。


illustrator・有料版Canvaを手に入れた!

2月頃から希望していたillustratorと有料版Canvaがようやく手に入りました。やっと!!!
早速Canvaを使ってみましたが、やはり有料版になると機能が増えて楽。
4月末には2日間のillustrator初心者セミナーを受講しました。
illustratorは個人的に使ったことはあるものの、全く使いこなせてはおらず、宝の持ち腐れ感がありました。でも、ちゃんと講師の方に教えていただくと、なんだかできそうな気がするもの。
これまでは「独学でできるものにお金をかけるのはもったいない!」と思っていましたが、一人で長時間四苦八苦するより、その道の先輩方に聞いた方が、悩んでいる時間にいろいろできるな、と思うように。使える物は使っていきます。


Canvaでこんなの作りました
5/3に行われた「25歳のつどい」で配布する用のチラシ

ふるさと納税の沼は深い

有料版Canvaを使って、ふるさと納税サイトのバナーを作成し、デザインを変更しました。(これも1月くらいから言っていてやっと!)

後は、返礼品の追加の諸々…。
追加することは決まっていたものの、時期が先だからと保留になっていた「鮮魚の詰め合わせ」。これを返礼品として公開しました。
(といっても、鮮魚の詰め合わせはある程度形になっていたので最後詰めただけ)
出雲崎、海で漁業もあるのに「鮮魚」の返礼品が無かったのです。
それが追加されたのは嬉しいことですが、何分係わる業者さん全てが大手ではなく地元の小さいお店なので、ある程度の数がないと注文を受けられなくて。(少量だと逆に損してしまうそう)
最小数を超えるために、何かしなくては!と言うことで、事業者の紹介記事も追加してみることにしました。
魚やさんと、漁師さん、漁協の方にお話を聞いて「出雲崎の魚」と「お店」についてまとめました。(もう公開されてます!)

後は既存商品のバージョン違いの追加が3件ほどと、新規の体験系の追加が3件ほど。

ふるさと納税サイトの運営会社が行う、ふるさと納税セミナーにも2日間参加しました。
そこで感じたのは、分析と戦略の必要性。

今は「とりあえず数を増やす!!」という感じになってしまっているけど、方向性を決め無いと、後々大変になる気がする。

出雲崎の返礼品って、大衆受けする「安くて大量の美味しい魚貝・野菜・お米」やトイレットペーパーやティッシュなどの「日用品」と言うより、ニッチなその道の人にははまる物が多いと思うんです。
例えば、猫ちぐら(猫の寝床)とか、クラフトロック(海水魚を育てるために水槽に入れる石)とか。
こういう物をどう届けるか、どこに重きを置くか…。

分析のために、寄附者に対するアンケートも始めました。
でも、開始1ヶ月で回答はゼロ…。

ふるさと納税、やることたくさん!

子育て家族向けの情報発信「子どもと出雲崎」

自分が子ども生まれて気づいたのが「子連れで初めての場所にお出かけするって、すごくハードルが高い」ということ。
「飲食店にベビーカーで行ったら、通路狭くて入れなかった」
「座敷に寝かせておこうと思ったら、テーブルしかなかった」
「離乳食食べさせたいけど、いいのかな」とか。
「オムツ捨てられるごみ箱うれしい!」なんてこともありました。

こういったことが、事前にわかっていたら、すごくいいなあと思い、出雲崎のそういった情報発信をすることにしました!
それが『子どもと出雲崎』
施設の設備やイベント(子ども連れ向けにトイレの場所とか、キッズイベント目線で)、町に施策を紹介していく予定です。

幸いなことに、出雲崎ってそんなにお店の数、多くないんですよね。
だから、全部やろうとしても不可能ではない。
現状、通過地点にされてしまうことが多いけど、近隣市町村目的の人が、「出雲崎のお店・施設は事前にいろいろ情報が分かるから、ここ寄ろうか」と、出雲崎を選択肢の一つにしてくれるようになったらいいな。

合わせて#子どもと出雲崎 でみんなのリアルな声を投稿してもらいたいなと思っています。
お店の人とか、行政が発信するより実際に使った人の声のほうがイメージつきやすいから。

正直、無くても何とかなるものなんです、これ。
これまでの方はそれなりにやってきて訳だし。「無い」のがあたりまえになって、大変にすら感じていない。
でも、あったらきっと楽になるもの。
そんな「あったらいいな」をかたちにしていきたいので、実験しております。
あとは、自分がその渦中にいる今やらないと、そんなこと気にならなくなってしまうから。
やるなら、今だったんです。


@kodomo_izumozaki


活動拠点計画始動

着任して最初は「行政との活動が多いから」ということで役場を拠点にしていました。
朝は役場に出勤し、外出から役場に戻り、最後も役場から帰る。

おかげで庁内の職員の方にはどんなことをしているか知ってもらいやすかったと思います。
でも、もともと行政にいたからこそ、忙しそうな皆さんの中にいるのが何だか申し訳なくて。普通に職員として働きそうになってしまったのです。
更に、窓口も広くないし、町民がふらっと寄る場所でもない。(時々、常連さんはいらっしゃいますけどね)
だから、もっと町民の中で活動できる場所が欲しい、と着任当初から探していたのです。

そもそも、募集の段階では役場以外の拠点で活動することになっていました。しかし、そこに上がっていた候補はどちらも「場所」としてはあるけど、町民が来やすいかと言われれば現実的ではなく。

どうしようかなーと思っていたところ、見つけたのが
新津邸


日本の石油王ともいわれた「新津恒吉さん」のお宅。
現在は町に寄贈され、月2回 地域の茶の間で使われています。

ここ、大学生の時初めて出雲崎で一夜を明かした場所なんです。
(初めて出雲崎に泊まった時使ったのが、この新津邸でした)

絶賛準備中の今です。
(気が付いたら5月半ばです)



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