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『箱根・伊東』女子旅 ~パンとは?(哲学)~


 10月11日に始まった全国旅行支援を活用して、高校からの付き合いになる友達と女子旅に行くことに。今回は二泊三日で箱根と伊東のハイクラスなお宿で日頃の疲れを癒やしてきた。サブタイトルのパンとは?(哲学) は今回の旅行のキーワード(笑)

1日目

ランチ@三島駅
 
まずは三島駅の新幹線口にある居酒屋でランチ!

 毎回、桜えびのかき揚げ丼を頼んでしまうので、今回は初めて天丼を注文。桜えびとはまた違って、天丼もとても美味しかった!ここの丼ものはごはんが多すぎないのが、女子にもおススメしたいポイント。

天丼 お味噌汁付き

カフェ@沼津
 
まだチェックインまでゆとりがあったので、三島に住んでいたころに通っていたカフェブランのフルーツティーを友達に飲んでもらうべくレンタカーを借りて向かった。しかし残念なことに、カフェブラン定休日(涙)。今回はネットで検索して見つけた、クレープリーカフェフェルムへ。

初めてのお店だったけど、雰囲気も良くてドリンクも美味しくとても満足。

カフェオレ的な何か と チョコバナナラテ

 久々の再会でトークが盛り上がる中、友達が見せてくれたのが今回の旅のキーワードとなる、このブログ⇩

「パンとは?(哲学)」というパワーワードが、私のつぼにはまった。この旅行の間、何度も友達とこの話題で盛り上がった。

1泊目の宿:箱根 はなをり

 初日の宿は芦ノ湖周辺をドライブしているときに見かけたことがあり、いつか泊まってみたいと思っていたところ。友達が全国旅行支援の対象施設を検索する中でたまたま見つけてくれた⇩

 ロビーに入ってすぐ目に飛び込んでくるのがこの景色!いきなりテンション爆上がり。このそばには足湯コーナーもあり、宿泊者は無料でタオルを借りて自由に入ることができるようになっている。


クリスマス仕様のフォトスポット この円形の部分に入って写真撮影ができる

夕食
 
夕食はブッフェスタイル。最初は写真の上段にあるように、かごに好きな前菜を盛り合わせる。色とりどりの小さな小鉢に少しずつ載った前菜たち。美味しくてかわいいものを少しずつ、たくさん食べたい女子のための夕食。味ももちろん全部最高。

写真一段目の左と右:色とりどりの小鉢に乗った前菜 その他:美味しかったごはんたち

 写真中段の左と右にあるのは、本日のおすすめの魚料理と肉料理。これは、食べたいタイミングでテーブルごとに渡される札を持っていくと、何度でも作りたてを食べられるという素敵スタイル。デザートもひとつひとつ全てがかわいくて美味しくて、女子心をくすぐるおもてなし満載の夕食。

 私たちが素敵な夕食たちを満喫する隣のテーブルに、一組のカップルがおり、そこの男がみかんをやたらと爆食いしていた。みかん5~6個をお皿に山盛りにして、それを2~3回繰り返し食べていたのだ。

 それを見た友達が「同じものばかり食べる男は、頭が固くて寛容性が低い気がする」とつぶやいた。もちろん、みかんを否定しているわけではない。みかんは美味しい。家でみかんを何個も食べることはある。しかし、今、ここで、みかんを爆食いする意味はあるのか?みかん以外にも、美味しいものがたくさんあるのに、なぜ今それを食べないのか?

 それは一種の安定志向ではないだろうか。それがこのような食事の場でも発露するというのは、かなりの黙って俺についてこいタイプなのではないか。パンとは?ではないが、みかんとは?男とは?と、目につくことから好き勝手連想して、楽しくお喋りをして夕食を楽しんだ。

朝食
 
朝もビュッフェスタイル。和食も洋食もどちらもありな優雅な朝ごはん。写真左下の黒千石という納豆は黒い納豆で、納豆独特の苦みがなくマイルドで美味しかった。
 夕食時は暗くてよく見えてなかったが、食事会場は芦ノ湖の眺めが絶景だった。天気も良く朝日の差し込む窓辺での朝食はとても気分があがった。

和食も洋食も食べたよ
朝食会場からの景色

2日目

芦ノ湖周辺観光
 
名残惜しいが、はなをりをチェックアウトして芦ノ湖周辺を散策。箱根神社を起点に芦ノ湖周辺でお茶したり、お土産買ったりして楽しんだ。

箱根神社の鳥居 太陽の光を浴びてきらめく芦ノ湖の湖面

伊東に向けてドライブ
 芦ノ湖からは一般道を通って伊東へ。1時間半ほどのドライブの予定が、熱海から135号線でトラックの故障があったらしく、とんでもない渋滞に巻き込まれた。1時間半ほどの予定が3時間ほどのドライブになった。

 とはいえ女友達といるときは、カフェも渋滞中の車内も同じもの。多少お尻は痛かったけれども、田中みなみ はとんでもない努力家で尊敬するという話だったり、ジェーンスーの「貴様いつまで女子でいるつもりか問題」という本に救われるだったり、職場の人間についての話だったり、気ままにお喋りをしていたら目的地のホテルの近くに来ていた。

 ホテルに到着を目前にして突然ナビが案内をあきらめた!! 別荘地だから、私有地なのか?なんなのか? 役立たずになったナビを横目にGooglemap様のおかげで無事に目的のホテルにたどり着くことができた。

2泊目の宿:伊東 伊豆高原温泉ホテル 森の泉

 はなをりが最近できた女子向けおしゃれ旅館であるとすると、今度の宿は歴史を感じる森の中に佇む洋館という感じのところ⇩

ロビーの隣の吹き抜けの空間にあるグランドピアノ

夕食
 
こちらはコース料理スタイル。席にいれば美味しいものがどんどん運ばれてくるから、コース料理も良い。肉料理も魚料理もありすべて美味しかった。写真中央下段のあさりごはんは目の前の小さな釜で作ってくれた。

中央上のステーキは配膳時に竹がかぶてったよ

 夕食時にはパンとは?(哲学)遊びをした。パンを構成する要素は小麦粉、水、酵母などなど。これを混ぜて、練って、発酵させて、焼いたらパンになる。それを、人はパンと呼び食べている。

 では、なぜ人はパンを食べるのか?エネルギーを摂取するためであったり、好きだから趣味で食べるというものもあるだろう。では、食べたパンはどうなるのか?体内に吸収され、細胞になったり、体を動かすエネルギーとなったりする。

 細胞になったり、エネルギーになったパンはもはや目には見えなくなっている。しかし、もともとはパンという目に見える存在だった。であれば、エネルギーとなって目に見えなくなっても、それはパンなのではないか?とすると、パンの袋だけ売っているパンもパンなのではないか?

 と酔った頭で友達と、パンとは?(哲学) で言葉遊びをして楽しい夕食を過ごした。冒頭にもリンク貼ったこれが元ネタなので、この話を思い出してこの会話を読んでね⇩

朝食
 
朝食も予想通り美味しかった。伊勢えびの味噌汁が美味しかった。写真左の魚介盛り合わせは、ミニ海鮮丼にして頂いた。

朝食たち

3日目

カフェブランリベンジ
 
お昼ごろに解散なので、カフェブランへリベンジ。今度は無事に入店することができた。お店の入口に第二、第四金曜が定休日との張り紙を見つけた。初日は金曜日だったので、そういうことかと納得。

 予定通り私のお気に入りのフルーツティーを注文。友達がカップに載せられたフォークを見て、「このフルーツ食べれるんじゃない」と、なので初めてフルーツを食べてみることに。これまでは勝手に紅茶にうま味成分を吸収されたフルーツは、出がらしだから美味しくなくと思って食べてこなかった。しかし食べてみたら、全部が全部 美味しい訳ではないけれども、今まで食べたことない新しいフルーツとの出会いがあって面白かった。

フルーツティーとガトーショコラ

まとめ

 今回は久しぶりに二泊三日で女子旅をしたので、しっかりみっちりお喋りをすることができた。パンとは?(哲学)を一緒に面白がってくれたり、話のつぼの合う友達とじっくり話をすると、日頃のもやもやを解決することはできなくとも、もやもやを新しい視点で見れるようになり、すっきりした気持ちになることができると改めて感じた。

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