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008 / 3時間半かけて歯肉移植の手術をした

【2021年7月19日 (月)】

※血が写っている画像があります。

手術前のチキン女


恐怖の歯肉移植の日。仕事は休んだ。麻酔が切れるまで何も食べられないから、朝食は多めに食べた。

怖すぎて、ただただ心を無にして電車移動。私の口の中をたかだか数センチ剝がすくらいどうってことないって!宇宙規模で考えたら何も起きていないようなもんだって!自分にそう言い聞かせるも、緊張しすぎて到着するまでに3回もトイレに行った。

今日の流れ


C歯科に到着したら受付とトイレ(4回目)を済ませ、すぐに診察室へ。
女医さんから今日の予定を説明してもらう。説明を受けながら何種類かの薬を飲んだ。

【今日の流れ】
11:00 鎮静薬を服用
11:10 歯のクリーニング
11:30~15:00 移植手術(3時間半)
15:00 説明、会計など

【手術前に服用する薬】
・痛み止め
・抗生物質
・ビタミン剤(歯茎の止血効果あり)
・止血剤
・鎮静薬(緊張をやわらげる)

【手術後に服用する薬】
・痛み止め
・抗生物質
・止血剤


鎮静薬を飲んだら、すぐに胸のドキドキがおさまり頭が朦朧としてきた。いいぞいいぞ、そのまま眠ってしまえ!手術後に鎮静薬の効果をなくす薬を投与すると、次第に目が覚めてくるんだって。

手術開始!


トイレを済ませ(5回目)、手術室へ。

手術室と言っても構造は診察室と同じ。ただ、診察台やライトにカバーがつけられていたり、作業台には大量の手術器具があったりで物々しい雰囲気だった。恐怖でガン見する私。この器具で私の口の中を切ったり開いたりイロイロするわけですな…。

両手の指先に心拍数を測る機械をつけられた。左腕には血圧計。顔にはオレンジ色のタオル。前側の歯茎に表面麻酔のシートが置かれた。
表面麻酔が効き出した頃、院長の「はい、始めますからね~」のゆるい一言で手術が始まった。私は「やっぱり寝ないでブログのために手順を覚えておこう!」という謎の使命感が芽生えたのだけど、既に頭が朦朧としていて、それは無駄な抵抗に終わった。おやすみなさい。

まずは、麻酔シートが置かれていた箇所を切られた?耕された?気がする。その後は断片的な記憶しかない。たまに追加の麻酔を打たれたり(その度に痛くて目が覚める)、たまに歯茎をサクサク切られている感覚があったり…。痛くはないけど気持ち悪かったなぁ。

なんとなく視界に光が戻ってきて、院長の「はい、終わりですからね~」でしっかり目が覚めた。腕時計を見てみると15:00ぴったり!あっという間に時間が過ぎたことにも、予告通りの時間に終わったことにも驚いた。プロの仕事…!結局、9割くらいは寝ていた気がする。

手術直後の口元がこちら


目が死んでいるし唇はカサカサだし、麻酔が残っていて口がひん曲がっているしで、なんだかボロボロだ。

LINEにこういう口の絵文字があるよね


痛くてちゃんと開かなかったけど、口の中はこんな感じ。

移植直後の口の中


えー、ゾンビすぎない?
移植元の上顎は歯ブラシや食べ物で傷つかないよう透明のマウスピースでガードしていて、下顎はパテみたいなもので覆われていてどういう状態なのかわからない。

移植先1
移植先2


なんかお肉足されてる…。きも…。

術後の説明


注意事項】
・今日は飲酒、運動、熱いお風呂は禁止
 (血行がよくなり血が止まらなくなるため)
・麻酔が切れるまでは食事しないで。
・痛み止めが切れる前に痛み止めを飲み足すこと
・歯磨きは移植していないところのみOK
・マウスピースは2~3日に1回外して洗うこと
・熱いものや刺激物は傷口を刺激するので避けること
・傷口を刺激するので、氷で冷やさないこと
・腫れは2~3日で治まる。

【処方されたもの】
・替えのマスク
・ピンクの液体
 (何に使うのか忘れて使わなかった…)
・ガーゼ
・ビタミン剤
・痛み止め
・抗生物質
・止血剤

お土産いっぱい

待合室で休んでいけば?と言われたけど、早く横になりたくてすぐに病院を後にした。帰り道では顎の痛みよりも頭痛が酷くて、しかも暑さで体力を奪われ、ホームで何度も座り込んでしまった。座ったり少し歩いたりを繰り返し、ふらふらになりながら帰宅。
どうしても糖分が欲しかったので、コンビニのミルクレープを一層一層剥がして切り刻み、麻酔が残っている口に放り込んで飲んだ。味がしない…。

夕方に、C歯科から体調確認(っていうか生存確認?)の電話あり。
その後は深夜まで爆睡。疲れた。がんばった。押忍。

これまでにかかった費用



Miho

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