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今年も鬼がやってきた。今年はパパ鬼も。
私たちの住んでいる街は、毎年1月の中旬から2月2日の節分にかけて、 高さ7メートルの巨大な赤鬼が現れ、眼光を浴びせてきます。
息子たちが赤鬼と写真を撮るのは今年で3年目。 「鬼、鬼~」とテンションが上がりながら撮影しました。 毎日必死になって、子育てしていると、 時には鬼ババになり、 早く1日終われ~と叫びそうなこともたくさん。 でも、もう3年か~とも思います。
長男は保育園に行くようになり たくさん刺激をうけて帰ってきます。 「鬼は外~ 福は内~ パラパラパラパラ 豆の音 鬼はこっそり 逃げてゆく」 と最近は毎日歌っていました。 二男は「パラパラパラパラ」の部分は真似して歌います。
日曜からはリトミックの付録の、鬼のふくわらいの顔のパーツを 自分たちでハサミを使い、切って貼り付けました。 鼻は私がお手本で切り、のりで貼り付けました。 息子たちは日曜日は角と目。 月曜日は眉毛と耳。 火曜日は口。 はさみはすごく集中する作業なので、少しずつやりました。 二男の切る作業はかなり手伝っていますが、 長男は一人で頑張りました。
長男の作品
二男の作品
同じパーツでも置き方1つで表情が違って良いですね。 せっかくできたのでお部屋に飾ります。 長男が「豆まきしたい」というので、二人に豆を渡します。
長男は保育園で作った、鬼のお面をかぶり 「鬼は外~ 福は内~ パラパラパラパラ 豆の音 鬼はこっそり 逃げてゆく」 と歌いながら豆まきします。
投げるときも歌いながら楽しそう。
私「パパが帰ってきたら一緒に豆まきしようね」と言って、 一度片付けました。
19時頃パパが帰ってきました。息子たちは玄関でパパをお出迎え。 赤鬼のおめんをつけています。 「うお~」 パパは鬼になりきっています。
長男「パパもおめん貰ったの?」
私は半分笑いそうになりました。 いつものスーツ姿。 小さいおめんからはオデコとアゴが見えて 完全パパなのですから。
それでもパパはなりきって鬼をやり続けます。
二男は豆の入れ物を左右に揺らし、 全部こぼれ落ちてしまいます。 そして、鬼パパに捕まってしまいます。 二男「こ~わ~い~。」 すると長男がパパ鬼の太ももに戦いを挑みます が、ビクともしません。 そしてママの後ろに隠れます。 誰も豆を投げないので私が投げました。 「鬼は外~ 鬼は外~。」 パパ鬼は玄関へ帰ります。 長男は「パパ~おめん取って~。」 泣き始めてしまいます。 いつものパパに戻ると長男はほっとして泣きやみます。 長男「もう鬼来ない?豆たべていい?」 パパ「もう来ないから食べていいよ。」
子供のいる節分。 とても表情豊かな子供たちに私は笑顔になりました。
それぞれの心に、何かが残ったいい節分になったと思います。
豆をまく声にも春の響きあり。
いつも最後まで読んでくださる方。スキ、をしてくださる方。 本当にありがとうございます。 とても元気をもらっています。
ゆきこ。
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