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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

飼ってはいないものの、動物では猫が好きです。
猫のどこが魅力的か?について話し始めたら、それはそれで止まらなくなってしまいそうですが、ひとつ取り上げると「承認欲求がない(なのに可愛がられる)」というところでしょうか。

猫だけに限らず、動物同士は相手の認識はするものの、「嫌われないかどうか」などと考えることは皆無なのではないかと思います。そこまで脳の機能が発達していない、と言えばそれまでですが、人がよく気にする「嫌われるようなことをしないように」に基づく行動は、全く見られません。

猫レベルでは、濃淡あるにしろ本当は「ある」のかもしれません。
猫は単独行動が基本ですが、近所の猫同士が集会開いているのを見たことがあるので、ある程度のコミュニティを維持する、最低限のマナーは存在するかもしれません。
(これも、昨今は猫を外に出さない飼い方が広まって、複数の猫が集まる光景はなかなか目にしなくなりました)

でも…猫が好きな方はお解りだと思いますが、失敗しても引きずらず、媚びることもせず、へりくだらず、他人の思惑などどこ吹く風…といった態度の猫の在り方に、羨望と憧れの想いを抱かずにはいられません。

気のふさいだ馬を見たことがあるか?
しょげかえった小鳥を見たことがあるか?
馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に「いいかっこう」を見せようとしないからだ。
デール・カーネギー(作家)1888年11月24日生まれ

「いいかっこう」を見せようとする人、程度の差はありますが結構いますよね。「いいかっこう」をして、他人がそれを称賛してくれることに喜びを感じる…しかし、そればかりに依存していると、行動の指針が「他人が褒めてくれること」、つまり他人の価値観に合わせてばかりになる、という危険もはらんでいます。そして、褒めてくれないと自分が無価値に思えてくる。

「いいかっこう」を見せなくてもいい、自身の幸福感を満たす条件に承認欲求を求めない。そうしたマインドチェンジが起きない限り、ココロの幸せからは遠ざかったままになります。

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