紫陽花を描こうとして
来週から仕事なので好きなことをしよう! と、思い。
植物を描くのが好きなので、植物とキャラクターを一緒に描けばいいじゃない! と思ったけど、なんかうまいことまとまらなくて放置してたものに色を付けてみました。
そしてLive 2Dで動かすように、パーツ分けもしてみました。
動かせるかな…?
今回ちょっとまずいなと思ったのが、25MB程度のファイルでphotoshopの読み込みが超遅く使えなくなってしまったこと……
50MBくらいはサクサク動いてもらわないとゲーム系の仕事では使えないのでは…。Macなら大丈夫やろと軽い気持ちで選んでしまったけど、足りないスペックがあったら足せるのかな?
液タブはここまでガシガシ使うともう何の違和感もなく線画でも彩色でもヌルヌル描けて良い感じになりました。
今回配色のイメージがつかないまま塗り始めて、パーツ分けが細かい(髪の毛で15パーツくらい)から塗った後の調整も難しくて、予想通り変な色になって終わったので、ラフの段階でちゃんと色は指定する癖をつけようと思いました。
そういえば、ドレスを描く勉強に、「女王陛下のお気に入り」という映画を見た。
知人から「観たけど全く分からなかったから感想教えて」と言われたので、伝えた感想もとりあえず書いておく。
(前半戦)
まず久しぶりのアニメ以外の映画を観て、濃厚さにうわあっと胸を掴まれた。これでも役者時代は勉強のために1日3本映画を観る義務を自分に課していた時もあったのだ。あの時は、辛かった。
前半戦は正直展開は退屈なんだけど、何でこんなに目が釘付けになるんだろうか…ずっと重苦しい空気も出てるし…不思議だなあ。そして綺麗だなあ。とか思いながら観ていた。
内容としては、異世界転生ものもビックリの不幸で孤独で頭がおかしくなった女王と、女王を使ってのし上がろうとする女の戦い。
まるで国を滅ぼす魔女の如く振る舞った報いなのか、純粋無垢な顔をした魔女に魔女狩りされる最初の女。
民からの反抗の証に糞尿で囲まれた城の中では貴族の男たちが退屈を持て余し下らない遊びに興じている。
歴史を知らないので、政権を握ってる女の行動について意見を持てないのがもどかしかった。
(後半戦(途中でお腹が空いたのでご飯を食べた))
女王の孤独と無力さ、選択の誤りによる孤独、先の見え無い不安、めっちゃ分かる…。そして、追い出された最初の魔女の愛にも涙…。
最後の演出も、本当は後継を産まないといけないのに、代わりにいるうさぎたち。無料で役立たずなうさぎ。手元に残した第二の魔女は魔女なんかじゃなくてただのうさぎだった。
王女は自分が無能であることとこれから立ち向かわなくてはならない。
頼り切っていた女性を追い出したことで、女王は自ら考え国を動かし、孤独を受け入れ始めたかのように見えた。そして、女王の拘束から解かれた女性も自分の道を歩み始めるのだろう。
最後、女王の狂気を観客になすり付けでもするかのように画面がうさぎだらけになって終わったので、
「え! 終わり?!」と思わず叫んでしまった。圧巻でした。
個人的に、女性のドレスの歴史について最近学んだばかりで、男性の服装もレースがふんだんに使われていた時代があるんですよ〜と耳にしたばかりだったので、そういうのも見れて楽しかった。
時代ものはその時代に詳しいともっと楽しいんだろうなあ。
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