サピエンス科学(Sapiens Science)#12
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「芸術」における絵画の源流は古き小さなヨーロッパにある。これは表現技術も含め、事実である。
一方、そうした源流を持ち得ず、派生した絵画を随筆家(エッセイスト)自身「外輪郭世界芸術(アウトサイダーアート)」と呼んでいる。
絵画の歴史としてラスコーの壁画等を古き小さなヨーロッパ源流の「原始芸術(プリミティブアート)」として捉えれば、以後ルネサンスを経て近代においてゴッホ、デュシャンが出てくるまでの絵画というのは現代の視点から見て、大きくひっくるめてヒューマニ