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頭痛の治療を解説します

小児期からは10歳代には始まる片頭痛の治療について

特に中学生~の学童期から始まる人も多いのですね。

今回は頭痛治療について改めて概念的な物を記載してみようと思います

頭痛治療には大きく分けて2つあります。


①痛みを取る目的の「急性期治療」

②痛み自体を起こさないようにする「予防治療」


があります。

①の痛みを取る治療は

市販薬だけでおさまらない場合に

トリプタン製剤という頭痛外来で処方いただける薬もあります。

トリプタン製剤は5種類あり、飲み薬、注射薬、点鼻薬

と多様な状況と場面で使い分けられます。

②痛み自体を起こさないようにする予防治療は

カルシウム拮抗薬、β遮断薬、抗てんかん薬といった

他の治療薬で使用されている治療薬が使われたりしていました。

昨年予防治療として抗CGRP抗体という治療薬も新たに加わりました。

これらの薬は市販薬では手に入らないため

頭痛外来に受診していただけたらと思います

ただ頭痛が起こる方の年齢が10歳代~40歳代の様々な多忙な時期と

ストレスがかかる年代にかかるので

予防治療までにいたっていらっしゃらない方も多いのではないかと思います

受診しやすくなる環境も徐々に整ってきていますので

これからまた様々な有益な情報をお伝えしていけたらと思います。

皆様の頭痛が早く解消されますように応援しています。

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