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色鮮やかな自然写真 白川義員「天地創造」

今日は恵比寿へ行ってきました。恵比寿といえば渋谷、新宿などと比べると少しだけ地味なもののエビスビールの発症の地として有名です。ちなみに電車の発車ベルもエビスビールのCMの音楽。何をしに行ったかというと、

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恵比寿駅から南に少し行った恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館に行ってきました。ということで今年始めての「アートを見に行こう」です。緊急事態宣言もあってなかなか行けずじまいでしたが、ようやく自分の1年がはじまるような気がします。

さて東京都写真美術館ではいろいろな企画展をやっているわけですが、その中の一つ白川義員写真展「天地創造」に今回行ってきました。

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そもそも行くきっかけになったのは日曜美術館か何かの紹介でした。ポスターにあるこの写真をテレビで見たとき、こんな地形やこんな色が自然界にあるのかと衝撃を受けたのを覚えています。この絵というか写真はどうなっているのか。それを見たくて来ました。

さて内容ですが、テレビで見たようにとにかく地形がすごい。日本を含む世界にはここまでの風景があるのかというのを見せつけてくれました。地球という可能性なのか自然という可能性なのかは分かりませんが、その一端となる極地をみたような気分です。

また色合いもとにかくすごい。ポスターであった彩度の高い色彩がいたるところに現れているという感じでした。ここまで彩度の高い絵が多く並ぶと一種の抽象画ですね。写真というより自身の表現力を感じます。

そしてそれを撮るために何年にも渡る撮影交渉、飛行機の手配、そして夜明け直後のいわゆるゴールデンアワーを狙うといった数々の努力の裏側を知ることができたのもとても興味深かったです。絵画もそうですが、その1枚の裏には膨大なストーリーがある。今回の展覧会でもそう感じました。

ということで今年初の美術展でした。なお今回ですが、氏自身が相当にこだわりを持っている方のようで、ポストカードの販売はありません。家で見るには写真集で見るしかなさそうですが、それも相当高いようで。確かにあの苦労をみるとこの価格になるのは納得です。

企画名:白川義員写真展 永遠の日本/天地創造
会期:2021年2月27日〜2021年5月9日
休館日:毎週月曜日(5月3日を除く)
会場:東京都写真美術館
開館時間:10:00〜18:00(感染状況により変わる場合があります)
URL:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3455.html
備考:予約不要 なお今回行ったのは4月6日から開催の第二期 天地創造です。
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