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2020年見て良かった作品3選(アート)

今年も去年に引き続き、月に1回以上アートを見に行こうと、いろいろなところ、あるいは作品たちを見に行きました。

ただ今年は流行り病の関係もあり、思ったよりも行けなかったかなと思います。ただその中でも今年は14もの美術館、アートなスポットしても2つほどnoteに書いていますので、おおよそ16もの体験をしたことになります。

ちなみに去年は今年の分を引いた推計でおおよそ20のスポットに行っています。緊急事態宣言の時期を考えると実は今年も去年と同じペースだったらしい。

ということで、今年も見てよかった作品3つを選ぼうと思います。去年もやりました。なお去年も書きましたが、順位はつけられないので特に良かった群とさせてください。

「松林図屏風」長谷川等伯

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まず一つ目はやはりこれでしょう。年初に国立博物館で見た長谷川等伯による「松林図屏風」です。

今まで日本画に関してそれほど関心を持っていなかったのですが、この作品を見て自分の世界がぐっと広がりました。そのぐらい衝撃的な出会いです。写真では決して伝わらないと思いますが、霧を含む幻想的な描写がこの屏風の一番の魅力です。

なお、公式サイトによると今年もほぼ同じ日程(2021年1月2日(木)~1月17日(日)で見られるようなので、また行こうかな。ちなみに昨年はこの1回と秋に行われた「桃山―天下人の100年」でも見られるチャンスがありました。来年はどうなるか分かりませんが、ぜひ見たことない人は一度行くことをおすすめします。この作品を見ることで世界が変わるとはいいすぎかもしれませんが、これだけのために行く価値は十分あります。

「聖なるもの THE - IV」野田弘志

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続いて2つ目は「超写実絵画の襲来 -ホキ美術館所蔵」で見つけた卵の作品です。超写実絵画とは写実絵画よりもさらにリアルに描かれたものえポストカード越しだと写真と見間違うほどです。

この超写実絵画というジャンルは自分の中で好きなものの一つですが、その中で一番気に入ったのがこの卵の作品です。見ればみるほど圧倒されるワラの綿密さ、そして中央にあるこれから換えるであろう卵という構成はどこか未来を感じさせます。人物も好きですが、一番はこれを選びました。

「薄紅色の傘」 ソール・ライター

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最後の3つ目は永遠のソール・ライターより「薄紅色の傘」です。この作品も自分にとって大きな衝撃を与えた1枚でした。写真というものでここまで作品性を挙げて日常を切り取ることができるというのは感動を超えた驚きです。他にも良いものはたくさんありますが、自分にとってはこれが一番インパクトとして強かったです。

ということでいかがだったでしょうか。今年は屏風、超写実絵画、写真とそれぞれ異なったジャンルのものが選ばれましたね。

なおギリギリまで迷っていた候補だとハマスホイ、

オラファー・エリアソンのインスタレーション、

がありました。これらも今年です。

今年ははじめに書いたとおり流行り病によってかなりバタバタした1年だったと思います。その中でこうして美術に触れられる機会があるというのは、貴重であるとともに本当感謝しかありません。

そして自分のアートとしての関わりの1年で考えますと、昨年以上に多ジャンルの作品に触れることができたのが本当に大きかったかなと思います。なんせ年初1回目はまさかのガラスでしたし、土器や写真、彫刻を経由し、最後にたどり着いたのは現代アートです。

自分には知識がありません。その分と言って良いのかはわかりませんが一つのジャンルに囚われない鑑賞の仕方をできたというのがまとめになるでしょう。

来年は去年も同じことを書いていましたが、知識あるいは歴史的な背景を知ることが一つのポイントにしたいところ。ちなみに去年は美術検定以外にもくずし字について触れていました・・・。そこまで知識があればいいな。頻度に関しては来年も変わらないペースで行く予定。年明けの美術事情はまだ調べきれていませんが、面白いものがあったらまたどんどん行きたいと思います。

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