次元はなぜルパンと組んだのか「次元大介の墓標」
先日推しこと儒烏風亭らでんさんのメンバー配信にて「次元大介の墓標」というアニメ映画の同時視聴がありました。今日はせっかくだからその感想を書いてみようと思います。
ちなみになんでこの作品が同時視聴になったかというとらでんさんの推しが次元大介だったから。限界化する姿がちょくよく垣間見えてとてもおもしろかったです。
さて話を戻して「次元大介の墓標」ですが、ルパン三世という長年続いているシリーズのアニメ映画の一つです。特徴としては上映時間が1時間と短いこと(今回は前後編という形で配信されていました。)。そしてもう一つはPG12(12歳以上の視聴を推奨)になっていることですね。
というのも今回の作品ですが、ルパン三世の中でも大人向けルパンと言いたくなるぐらい、かなりハードボイルドな作品でした。今まで大人向けっぽいルパンはいくつかありますが、その中でもかなり異質な大人っぽさを感じます。
このハードボイルドな感じが全体的に渋さを与えルパンと次元、そして宿敵との関係性のみにフォーカスが当たっていましたね。カーチェイスやウィットに富んだやりとりはあるものの、コメディ要素は最小限みたいな感じ。
そして良かったなと思ったのはやはり次元。次元がメインとなった回といくつかありますが、ここまでフィーチャーされることはあまりないですし、この出来事をきっかけにルパンとタッグを組むことになったことを考えるととても感慨深いものを感じます。
そうそう最後にファンサービスのようなカットが入っていたのも良かったですね。これを入れなくてはいけなかったのは定かではないですが、ここまで異質なルパンの中でもきちんと従来シリーズとのつながりが見えたのは故事的にうれしかったです。
といった感じで、ルパン三世の中でも特殊な作品を見たという話。らでんさんが推した理由もよく分かりました。
ちなみに今回ですが、Amazonのレンタルを利用しました。前に見た「パプリカ」もそうですが、48時間視聴制限というのは良くも悪くも感想を書くという意味では急かされますね。見直す期間も限られているので集中力を保てるというかそういったものを感じます。
いただいたサポートはサムネイルに使っているダンボー撮影の小道具に使わせていただきます。