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一瞬の風景

エモいというか何かいいなと思った風景は時として瞬間にしか見ることができないように思います。

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これは仕事が終わったときに撮った一枚ですが、いわゆる日の入り前後30分に現れるゴールデンアワーのときに現れた風景です。ゴールデンアワーは何年か前にそれ目当てで写真を撮ったことがありますが、いつみてもいい風景です。

本当はもう少しマシに撮りたかったのですが、場所的に仕事先がバレることや、急いでいたこともありこのような感じに・・。一瞬の間に特定されにくいところを見つけ、一瞬でいいアングルを見つける。そしてその風景は短い時間しか現れない。本当難しいように思います。

そうそう一瞬といえばで思い出した話があります。先日電車に乗っていた時に改札を通ろうとしたところ、目の前に小学生の男の子を含めた3人連れが歩いていました。彼らは何やら他愛もない会話をしていたのですが、改札を通ろうとしたところそれぞれが別れて同時にSuicaをタッチしました。

この一連の流れがなんかいいなと思いました。なんというか会話という目に見える形でのつながりと、シンクロして同時にタッチをするという無意識なつながりという対比的な2つのつながりがわずか数十秒の中に凝縮されているようで、ここにエモさを感じました。

このようにいろいろな一瞬がありますが、いいなと思った風景はその中に多くあります。そんな一瞬の中で思い、過ぎ去るだけだと何かもったいない。

このもったいないを解決するには写真でも文章でもいいのでちょっといいな記録して残していくことが自分にとっていいのでは。そんなことを今日の風景を撮ったあとに思いました。記録したからといって振り返るかは分かりませんが、スクラップブックのように残すことで、何かしらの良さを積み重ねていきたい。

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